【実釣済!PEラインのおすすめ5選+α】迷ったらこれで決まり!簡単な選び方を解説。インプレ。

釣り道具

釣り糸の種類は「PEライン、ナイロン、フロロカーボン」の大きく3つに分けられます。強度や感度が高く、釣りの主流になっているのがPEラインです。人気があるだけに、商品数も多く選ぶのに迷ってしまいます。

そこで今回は、「これを買っとけば間違いない」というおすすめ5選と「簡単な選び方」「激安品の注意点」を紹介していきます。ぜひ参考にしてください。

PEラインのおすすめ5選+α~インプレも紹介~

実際に使用したPEラインの中でおすすめな商品を紹介していきます。値段は時期によって前後するかと思いますので参考程度にしてみてください。

スーパージグマンX8~よつあみ~

3号300m 3600円 ショアジギング大型魚狙いに使用しています。

ショアジギングの大物、ブリ、ヒラマサ、カンパチ狙いにおすすめです。また、3号300m巻いていれば、船でのジギングにも対応可能です。
8本撚りの中では、比較的飛距離が出やすいPEラインです。編んでいることを感じさせないつるつると下表面と適度なハリ具合は、扱いやすいです。
10m置きにマルチカラーでマーキングしている点も飛距離や底までの距離を測るのに便利です。
強度面では、高級品に引けをとらないレベルなので、信頼を置けるPEラインになっています。
3号あれば、サメやエイ、メジロ、ブリ、などにも負けない強度を誇っています。

シーガーPEX8~クレハ~

3号300m 2500円 ショアジギングで使用。

こちらは、私が今一番愛用しているラインです。スーパージグマンと比べて半額程度の値段でありながら、強度、扱いやすさの面から見て、コスパ最強の商品です。
グランドマックスPEという低伸度タイプの素材を使用してるので、感度が優れています。
使用すれば毛羽立は目立ってきたものの、ラインが切れたり、絡まったりするトラブルも起こっていません。8本撚りの国産商品の中では、最強のコスパを誇ると言える商品です。
私が現在愛用しているのは1.5号サイズで、メジロ、ブリにも負けることなくファイトできました。

キャスティングPE MAXパワーX8~VARIVAS~

3号300m 4200円 ショアジギングで使用

高耐破断性工法により原糸1本1本を超緻密に編み込み、ムラのない安定した高強度を実現しました。
スーパーフッ素加工でガイドへの摩擦を大幅に低減し、超ロングキャストを可能にしました。25m毎にマーキングされているので、飛距離がわかりやすくなっています。
ホワイトカラーを採用していて、目視で確認しやういのですが、海の濁りによる汚れが気になる方もいるかもしれません。実際に使ってみて、毛羽立つ様子はなく、キャストもスムーズに行えています。
現在はショアジギングで一日キャストする時に使用しています。

弾丸ブレイドX4~メジャークラフト~

0.6号 200m 1197円 エギング、タチウオをメインにアジング根魚などで使用

初心者でも扱いやすい、「低伸度」と「高感度」を実現させた日本製のPEラインです。
日本製ながら、手を出しやすい値段設定なので、一度使ってみるのも悪くはない商品です。
さらに、10mマーカータイプがラインナップに加わり、飛距離、地形の確認に役立ちます。
現在までに使用していて、トラブルになったことはありません。上で紹介したような商品と比較すると表面のコーティングは若干早くとれてきたように思いますが、強度も感度も問題なく使用できています。

PITBULL4(ピットブル)~シマノ~

0.8号 200m 1157円 エギング、タチウオをメインにアジング根魚などで使用

VT工法により、強力で安定した編み構造と添加物を抑えたナチュラルサーフェイスにより、原糸そのものの力を引き出しています。さらに、糸ツブレを制御し、無駄なラインスラッグを抑えてくれます。
シマノの格安PEラインですが、手抜きが無く安定したPEラインになっているところが、さすシマノと言えますね。高級品ほどの耐久力や強度はないものの、値段以上の安定感で釣りをサポートしてくれます。
ネットの口コミでは、切れやすいといったことも書かれていましたが、私が使用した感じでは、岸壁や根ずれ以外で一度も切れたことはありません。

放浪カモメオリジナルPEライン~放浪カモメ~

3号 1000m 3500円

こちらは、強度はPEラインそのままに、長く買えば買うほどにお得になるラインです。
色落ちはないものの、劣化速度は早いので値段相応といった印象です。毛羽立ってきても使用には問題ありませんが、キャストした時の飛距離があきらかに落ちているのがわかります。
値段を抑えたい方には向いているPEラインです。
私は、2号を200m巻いての飲ませ釣りやサビキなどに使用しています。

おすすめPEのまとめ

ショアジギングなら「スーパージグマンX8~よつあみ~」「シーガーPEX8~クレハ~」「キャスティングPE MAXパワーX8~VARIVAS~」

その他の釣りなら「弾丸ブレイドX4~メジャークラフト~」「PITBULL4(ピットブル)~シマノ~」

値段を極限まで抑えるなら「放浪カモメオリジナルPEライン~放浪カモメ~」

個人的な使用感では、こういったところです。

PEラインの特徴

まずは、PEラインの特徴を捉えてもらうために、良い点と弱点を見ていきます。

良い点

・強度が高く、細い糸が使える
・伸びが少ない

強度が高く、細い糸が使える

細い糸を編み込んでいるので強度が高く、ナイロン・フロロカーボンラインの約3倍です。強度が高いということは、魚とのファイトの時に切れにくく、細い糸が使用できるので摩擦抵抗が少なくなり飛距離を伸ばすことで広範囲を探ることができます。

伸びが少ない

引っ張られた時の伸びる率が非常に低く、ナイロン・フロロカーボンラインに比べると約10分の1の伸び率です。伸びが少ないことで、魚のちょっとしたアクションや振動が伝わりやすくアタリがとりやすくなります。また、こちら側からのアクションも伝わりやすいので、フッキング率もあがります。

弱点

・摩擦に弱い
・結束強度が低い
・軽い

摩擦に弱い

細い糸を編み込んでいるので、擦れに弱い弱点があります。テトラポットや岸壁に負荷がかかった状態で擦れると一瞬で切れてしまいます。時々PEラインを見て傷が入っていないかチェックしましょう。

結束強度が低い

PEラインの摩擦に弱い弱点をカバーするために、ショックリーダーを結束して使います。PEラインとフロロカーボンラインを結ぶのですが、PEラインの表面は滑りやすい特徴があるので、どうしても結び目が弱くなってしまいます。

軽い

3種類の中で一番軽いラインラインです。軽さがゆえに風に流されてしまうことがあります。また、水にラインが浮くので、軽い仕掛けを使う場合は工夫が必要になります。

PEラインの選び方

PEラインの選び方は、「号数・長さ」「カラー」「撚り」で考えればOKです。
特に個人的にはコスパが重要ですので、その辺りも解説していきます。

【号数・長さ】
0.1~0.5号 100m      アジング、メバリング
0.6~1号   150~200m  エギング、タチウオ(ワインド、テンヤ)、根魚など
1.2号~3号  200~300m  ショアジギング
4号~10号   50~100m   タコ

【カラー】
カラーは特に気にすることはありません。一つ挙げるとするなら、単色かメートルごとに色分けされているかです。色分けは、飛距離や着底までの水深など、あらゆる場面で役に立ちますが、あったらいい程度で問題ありません。自分の好きな色を選んでリールに合わせましょう。

【撚り】
同じ号数例えば1号のラインを作るのに、4本撚って作るのと、8本撚って作るのでは、1本あたりの太さが異なってきます。そこが大きな違いになります。
4本撚り  擦れに強くなる  強度は弱い  表面の凹凸が少ない
8本撚り  4本と12本の中間
12本撚り 擦れに弱くなる  強度は強い  表面の凹凸が多い
擦れに強い方なら4本撚り、強度を求めるなら12本撚りです。ただし、12本撚りの値段が高い…

【コスパ】
個人的には、ここが一番重要なところです。
擦れに強くて、強度も高くて、表面のコーティングがとれにくくて、劣化しにくいといった、全部が揃っているラインはありません。これに近ラインはありますが、値段がすごいことになっています。
自分がする釣りでそこまで必要かどうかも考えると、そこそこのPEラインで十分なはずです。

次は、実際に迷ったらこれで決まりの、コスパ最強PEを紹介します。

コスパ最強は~シーガーPEX8と弾丸ブレイドX4~迷ったらこれで決まり

普段のショアジギングでは、シーガーX8クレハの1.5号のPEラインを使用しています。
値段に対するパフォーマンスが優れているのが、このPEラインの特徴です。
使用回数が増えれば毛羽立ちも目立ってきましたが、ラインをしっかり保護してあげるとすぐに元の力を復活させてくれます。糸が切れ侑ことなく、魚とのやり取りをサポートしてくれ、値段もお手頃なコスパ最強PEラインです。

エギング、タチウオ、その他の釣りでは、「弾丸ブレイドX4」の0.6~1号を使用しています。
こちらは少しでも擦れに強くと、4本撚りを選んで使用しています。メジャークラフト製品は、どんなものでも手を出しやすい値段設定で、なおかつ釣果もついてくるので、おすすめできる商品です。

激安品の注意点~~

100m500~600円で売られている激安品の注意点をご紹介します。
対象魚に合わせた号数を選べば、他とそれほど変わりない強度をもっています。

では、違いは何かというと「色落ちと劣化速度」です。

色落ち

PEラインに色をつけていますが、激安品の場合、この色が落ちてしまう物が多いです。
色落ちすると、リールやロッドに色が付着することはもちろん、手や服にもついてしまいます。
色落ち具合にもよりますが、私は結構気にしてしまいます。

劣化速度

表面の光沢が無くなることや毛羽立ちが目立つのが早いです。
そうすると、ライントラブルが多くなります。キャスト後に流されたラインが絡まったり、結んでいる時に玉ができたりと、少々面倒なことが増えてしまいます。

※色落ちや劣化速度が気にならない方は激安品をおすすめします。

まとめ

PEラインは種類が多く、どれを使えばいいのか迷ってしまいますよね。そんな時には今回紹介したPEラインを参考にしてみてください。

特にコスパ最強のPEラインは、一度使ってみて自分に合わなくても、後悔は少なくて済みます。

色々ラインを試すにはお金も時間もかかるので、良いと思った商品の特徴を捉えつつ、長く使えるようにしていきましょう。

道具を選ぶ時間も楽しいですが、釣りの時間を増やすために!!

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