大阪のタコ釣り人気はすごいですね。私もその内の一人です。人気の理由は簡単で、この時期の大阪湾にはタコがたくさんいて、どこでも手軽に釣れるからです。
今回は、人気の「朝マズメ・夕マズメ・夜中」ではなく、昼間にも釣れるか調査に行ってきました。結論から言いますと、昼間でもタコは釣れます。しかも人も少なくて快適です。しかし、難点もあるので、釣果情報とともに詳しい狙い方も紹介します。
釣行基本情報
釣行日時:2024年7月20日(土)12時~15時
場所:貝塚人工島水路1時間ちょい 岸和田・忠岡ホクシン前1時間半
釣果:たこ5杯 リリース3
人口:少ない(ポツポツいる)
天気:晴れ(予報は曇りだったのに…)
風:貝塚人工島 北西1.7m 岸和田ホクシン前西1.8m
潮:大潮2日目
水温:28.7度
どちらの釣り場も、人は少なく、快適に移動しながら狙ったポイントを探ることができました。風も無風に近く、暑さだけが大変でした。
釣果情報
12時:釣りスタート。貝塚人工島水路。
12時15分:遠投して水路の真ん中を狙うもアタリはなし。
12時30分:手前の石畳の際を狙う作戦に変更。
12時40分:グイっともっていくアタリ。思わず合わすも乗らず。
12時45分:同じところを狙うとまたアタリ。
しっかりシェイクして合わすも乗らず。
12時50分:サイズが小さそうなので、5本針のエギに変更。
12時55分:タコゲット。リリース。
石畳に隠れていたタコは手の平サイズ。
13時:タコゲット。リリース。
少し横に移動して石畳の際でゲットするも、これまた極小サイズ。
13時10分:移動。
13時30分:釣りスタート。岸和田・忠岡ホクシン前。
13時40分:小さな波止の近くに漁師の仕掛けが投入されたので、テトラに移動。
13時50分:タコゲット。400g。
もぞもぞするアタリで糸をはるとゆっくり持ち上がったので、合わせてゲット。
14時10分:テトラを歩きながら探る。
14時15分:タコゲット。150g。リリース。
ぐいぐいっ!と持っていくアタリ。少しシェイクして合わせてゲット。
14時30分:張り付かれてバラす。
もぞもぞしたアタリに合わせて乗るも、かけ上がりに張り付かれる。糸を張ると、ぐいっともっていくので、タコではあるが、剥がすことができず。少しするとエギを放された。
14時40分:そろそろ暑さの限界…
14時45分:タコゲット。300g。
ラスト一投でヒット。(本当は5投目)
15時:終了。
昼間は人が少なく快適に狙いたいポイントに入れます。しかし、暑さが…貝塚人工島水路は、今回は石畳の際狙いが有効でした。しかし、サイズが小さかったので3本針にはかからず、5本針のエギに変更するとかかりました。サイズが小さいので岸和田ホクシン前に移動しました。ここでも大きなサイズは出なかったものの、お手頃サイズが上がって良かったです。
昼間の狙い方と注意点
タコシーズンに入った今は、昼間でもたこが釣れます。しかし、ちょっとしたポイントを知らないままに行くと、数が釣れずに暑さですぐ帰宅したくなります。そこで2つのポイントと注意点を紹介します。
潮の動く前後を狙う!
大潮や中潮といった、潮が大きく動く日が狙い目です。今回は大潮の2日目でした。12時30分の下げ潮の止まりは少しの時間だけですぐに上げ潮に動き出します。この潮が緩んだタイミングが狙い目です。潮止まり前や緩んだ時、また潮が動き出すタイミングはタコも動き出すことが多いので、狙ってみましょう。活性の高いタコが釣れますよ。
同じところを探る時間を長くする。
タコは基本的には夜行性の生物です。夜に活発に動きます。しかし、昼間でも身を隠しながら獲物を見ています。隠れているタコにしっかりとエギを見つけてもらえるように、マズメや夜の狙い方とは違って、じっくりネチネチ同じところを時間をかけて狙うことがポイントです。一度通したところでも、投げるところが数センチ変われば、タコが反応してくることがあります。根気よく狙いましょう。
暑さに注意。
昼間の難点は暑さです。タコは釣れるも、とにかく暑さに注意です。上の2つのポイントを押えつつ、必ず暑さ対策をしていってください。35度以上の日も続いているので、ふらっとして海に落ちると最悪です。熱中症には十分ご注意ください。
まとめ
タコシーズンの今、昼間でもタコは釣れます。しかも、人が少なくてとても快適に釣りを楽しむことができるのですが、暑さには要注意です。水分補給と暑さ対策を忘れないようにしましょう。
昼間のポイントは「潮の動く前後を狙う」「同じところもじっくりネチネチ狙う」です。この2つのポイントを押さえてタコを釣りまくりましょう。