釣り好きの皆さん、こんにちは。
今回は、各地でキスが釣れだしているということで、和歌山県で2週にわたり調査に行ってきました。
キスは手軽に狙えるターゲットですが、「釣って嬉しい、食べて美味しい」といった、最高の魚種です。キスのシーズンに入ってきたこの時期は、浅瀬にキスの群れがいるので、遠投しなくても近くでキス釣りが楽しめます。
初心者でも簡単に楽しめるので、ぜひ今回の情報を参考に狙ってみてください。
釣行2022年5月~2週目と3週目~

釣行日:2022年5月22日(日)
時間:9時~10時
釣果:キス8匹
エサ:青イソメ
場所:和歌山県 中紀エリア(下に詳細リンクあり)
人口:少ない
天気:晴れ 気温:19度
風:北風3.8m
潮:小潮
水温:21度
釣果情報

2022年5月22日(日)はキスを1時間で5匹。
今回は短時間釣行になることを覚悟し、一番釣れやすい時間帯を狙うことにしました。結果的に狙いが見事にはまった釣果となりました。狙った時間帯が9時前からだったのですが、9時に釣りを開始し、そこから1時間コンスタントにキスとエサ取りのアタリがありました。
波打ち際と藻にからんでバラしもありつつ、5匹をしっかりとゲットしました。
2022年5月14日(土)はキスを30分で3匹。
1週前より調査を開始しました。この時は各所をランガンしつつ、キスが釣れている場所やタイミング、時間帯を探りました。結果的に3匹の釣果でしたが次週につながる釣果となりました。
※5月14日の調査を踏まえて、5月22日の釣果につなげた内容を次に解説します。
狙ったタイミング、時間帯を詳しく解説!!
チェックポイント
1.太陽が出て気温が上がるまでが勝負
2.潮が動くタイミングを狙う
3.くもりは絶好のチャンス
2022年5月14日(土)は、夜中から朝にかけて雨が降るタイミングでした。この後の時間帯を狙うことが第一のポイントです。
さらに、その後がくもりが続くというのが第二のポイントです。
この2つを踏まえた狙いが見事に的中し、ランガンした各ポイントでキスが釣れていました。
2022年5月22日(日)は、小潮で潮の動きが悪いことは予想されていたので、少しでも潮が動くタイミングと、太陽が出て暑くなり出すまでが勝負と思っていました。
その狙いが見事に的中し、私より先に釣りだしていた人(8時30分頃)は見事に釣れていました。その後9時から釣り始めた私もコンスタントにアタリが続き、キスが釣れました。太陽が本格的に出てきて気温もあがったタイミングで、キスは沖の方でしか反応が無く、数も落ちてきたので納竿としました。
私が竿を片付けた後もキスは釣れていましたが、明らかに数が減っていました。
ちなみに、朝マズメを狙って5時から釣っていた人の話を聞くと、朝マズメの時間帯はキスのアタリはなかったそうで、ランガン後に戻ってきてキスが釣れると「朝は釣れなかったのに!」と驚いていました。
今回の釣り方。横の人と差をつけた方法を紹介!

チェックポイント
1.ゆっくりとした引き釣りで確実にアタリを取る
2.かけあがりや藻を抜けたところで待つ
キスの釣り方は、大きく分けて「置き竿」と「引き釣り」に分けられますが、今回は引き釣りに軍配があがりました。引き釣りでも、竿を横にしてゆっくりと引きつつ、糸を巻き取るためにリールを巻く程度にすることで、キスの小さなアタリを取ることができました。
アタリがあった駆け上がりや、藻を抜けたところで少し待つのも有効でした。
ポイントの地形を把握し、キスが好みそうなところの少し先にキャストし、ポイントに引き釣りでエサを入れることが大切になります。
注意点は2つ!
チェックポイント
1.針のサイズは6~7号
2.仕掛けの予備は多めに
キスがコンスタントに釣れるようになってきましたが、まだまだエサ取りがいるのも事実です。
サイズが小さく、エサ取りがいるので、針のサイズは6号~7号をメインにし、フグにハリスを切られた時を想定して、仕掛けの予備は多めに持っていきましょう。
虫エサは短くカットし、キスのアタリを確実にフッキングできるようにしましょう。
まとめ
キス釣りは、家族で手軽に楽しめて「釣って嬉しい、食べて美味しい」最高の魚種です。
いよいよシーズンに入ってきたので、ぜひ数釣りを狙ってみてください。
キスのひったくるようなアタリは一度覚えると快感になりますよ。