【PEラインのケア、保護してる?!】コーティングスプレーの王道とコスパが良いものも紹介!!

釣り道具

PEラインは、伸びが無くルアーに直接アクションが伝わり、魚の小さなあたりも敏感にとらえることができる、優れたラインです。

今ではルアー釣りに欠かせないPEラインですが、消耗品のため、使用回数が増えると劣化や消耗により、糸が絡まるライントラブルが増えてきます。

劣化や消耗を少しでも遅らせることができるとライントラブルが減るとともに、新しいPEラインを購入する頻度も減って、お財布に優しいです。そこで役立つのが保護スプレー、コーティング剤です。

Aさん
Aさん

最近、ラインが竿先にからんだり、玉ができたりするのが

増えてきたんです。

らい道
らい道

ラインのトラブルを少しでも軽減させるために

ラインを保護するスプレーを使ってみましょう。

結論

PEライン保護膜を張りコーティングすると…

1.ラインの劣化を遅らせ、ライントラブルが減少する。

2.ラインがスムーズに出るので、キャスト時の飛距離が伸びる。

3.ガイドを傷つけない。(道具も長持ち)

PEライン保護スプレーの基本情報と使い方

保護スプレーの基本情報

PEラインを保護するスプレーは、主にフッ素コート剤を使用しています。PEラインの表面に保護膜を形成することで、ラインとガイドを守ってくれます。

これにより、ラインのホツレやヨレがなくなり、結果的に糸が絡まるトラブルが減少します。さらに、竿先に絡んでガイドを傷つけることも減るので、釣り具へのダメージも軽減してくれます。

また、ルアーを投げた時のラインの出方もスムーズになることからキャストの飛距離も伸びます。

保護スプレーの使い方

保護スプレーの使い方はとても簡単です。

リールにPEラインを巻いた状態で、10cmくらい離れたところから糸に直接吹きかけるだけです。

リールにスプレーの液体が着いた場合は、拭き取れば問題ありません。

気になる方は、マスキングテープを周りに貼っておけば、リールにスプレーがかからないようにできます。

スプレーを噴射する量は、糸巻き量によっても変わるのですが、目安としてリールをグルっと一周回るようにかけていけばOKです。

これで、だいたい200m~300m巻きのリールの、100mくらいには液が浸透します。

200mラインまで浸透させたい場合は、100mくらいラインを出してスプレーをかければOKです。

リール使用後は…

リールを使った後は、水洗いを行い、PEラインが完全に乾いた後に保護スプレーでコーティングしましょう。

水分を含んだ状態だと、PEラインがうまくコーティングされないことがあるので、乾かしてからすることをおすすめします。

王道の保護スプレー

VARIVAS(バリバス)からでている「PEにシュッ!」です。

こちらは、サイズも写真の100ml(1500円前後)の持ち運びに便利な小型から320ml(3500円前後)の大型まであります。

釣行頻度やリールの数が多い方は320mlをおすすめします。

また、数日釣行を基本とする方は、小型の100mlをタックルボックスに忍ばせておくと、いつでも使えて便利です。

PEラインの保護に使える安価なスプレー~KURE、ドライファストルブ~

KURE「ファストドライルブ」300ml(600円前後)は速乾性潤滑スプレーとして売られている製品です。

こちらは、フッ素樹脂配合の速乾性潤滑スプレーなので、PEラインを保護するスプレーと同じような効果が得られます。

PEライン専門につくられた製品と比べると専門性は欠けるものの、実際PEラインに使用してみましたが、しっかりと保護膜を張ってくれます。

エーゼット~滑るグリーン~

こちらは特殊シリコーンオイルがおものな成分として使用されています。

速乾性があり、べたつきにくいのが売りになっていますが、噴射する量が少ないと保護力が低く、多く噴射するとべたつくので、一番安価で420mlで400円以下で販売されていますが、あまりおすすめはできません。

古い道具で、PEラインの巻替えも考えていて、汚れた場所で使用するなら良いかと思います。

保護スプレーのメリットとデメリット

どんなものにも、メリットとデメリットはつきものなので、実際に使用してわかったことをお伝えします。

メリット

PEラインを保護することで、劣化を遅らせ、長持ちさせることができます。

このメリットは買い替えのタイミングを遅らせてくれるので、結果的にお財布に優しいのです。

保護膜を形成することで、ラインが絡まる回数が減るので、釣行時に絡まった玉を解く作業が減り、イライラする回数も減少させてくれます。

ラインの滑りもよくなるので、キャストの際にラインがスムーズに出てくれます。その結果、飛距離も伸びるので、狙った場所、もう少しという場所にルアーを投げこむことが可能になります。

ショアジギングやエギング、アジング、など、繰り返しキャストする釣りでは、PEラインが痛むと、竿先やガイドが傷ついてしまいます。

傷んだPEラインでも保護することで、ガイドへのダメージを軽減してくれるので、釣り具にも優しいコーティング剤になっています。

デメリット

値段がかかることです。

VARIVASにシュッ!」を例にあげると、320mlで3500円前後。100mlで1500前後と、比較的高い値段設定です。

小型の100mlでも1回の使用で5mlと考えると、釣行ごとにリールを2つ使えば、10回でなくなってしまいます。

まとめと結論

結論

PEライン保護膜を張りコーティングすると…

1.ラインの劣化を遅らせ、ライントラブルが減少する。

2.ラインがスムーズに出るので、キャスト時の飛距離が伸びる。

3.ガイドを傷つけない。(道具が長持ち)

PEラインの保護スプレーはラインの表面に保護膜を張るコーティング剤です。これにより、PEラインの劣化を遅らせ、トラブルを軽減してくれます。

滑りが良くなり、ラインがスムーズに出ることから、キャストの飛距離も伸び、さらに、ガイドを傷つけることもなくなるので、PEラインの寿命を延ばしつつ、釣り具へのダメージも軽減してくれる一石二鳥な商品です。

まだ使ったことがない人は、騙されたと思って一度使ってみてください。

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