【簡単・キビナゴの塩締め手順】太刀魚釣りの準備はこれでOK!一工夫で釣果もアップ!!

釣り道具

夏前になると、タチウオ釣りの準備が始まります。

太刀魚釣りの基本となる「ウキ釣り」や「テンヤ釣り」で活躍してくれる「キビナゴ」の塩締めの方法を解説していきます。

塩締めとは、キビナゴを塩に漬けて水分を抜き取って身を硬くすることです。塩締めをしたキビナゴとしないキビナゴでは、エサの持ちが大きく違ってきます。さらに、釣り具屋で買うよりも安くつくといったメリットが盛りだくさんです。

ぜひこの機会に「キビナゴの塩締め」を覚えて、釣果アップを目指しましょう。
ちょっとした工夫も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

キビナゴの塩漬けのメリット

一番のメリットは「エサ代を安く済ませる」ことです。
釣り具屋で市販されている物よりはるかに安い値段で購入できるので、一回の釣行にかける費用が安くつきます。

また、市販されているエサは、各社オリジナルのアジやカラーが施されています。
それが、その日の太刀魚、そのシーズンの太刀魚に合うかどうかはわかりません。数種類のアジやカラーを毎回揃えるとなると、相当な金額になってしまいます。

その点、自分で準備するとなると、安くて小分けにしてアジやカラーを準備することができるので、お財布にも優しいですね。

太刀魚釣り~キビナゴの塩漬け手順~

太刀魚釣りで役立つキビナゴの塩漬けを順を追って説明していきます。

その1~準備物~

・水切りがついたトレイ

・キッチンペーパー

・塩1キロ(安い物でOK)

・安い生のキビナゴ

この4点があれば、すぐにキビナゴの塩漬けができます。

その2~スーパーや鮮魚店で安いキビナゴを購入~

まずは、安いキビナゴをスーパーや鮮魚店で購入しましょう。
普段の買い物のついでに見て置いて、売っていたら即購入しましょう。

その3~キッチンペーパーで水気をとる~

まずは、生のキビナゴの水気をキッチンペーパーでとります。
1匹1匹少しにぎりながら水気をとるのがポイントです。

その4~トレイの上で潮を振る~

トレイにキビナゴが重ならないように敷いて、塩を振りかけます。
この時、キビナゴ全体が塩に浸かるように混ぜてから重ならないようにトレイに敷き詰めましょう。
その後でラップをして、冷蔵庫で一晩寝かせましょう。(6時間以上)

その5~キビナゴの硬さを確認~

うまく塩締め(漬け)ができていたら、キビナゴが硬くなっています。手で確認して、硬くなっていたら、次へ進みましょう。
(硬くなっていない場合は、水気をとってもう一度まんべんなく塩を振りましょう。)

その6~ドリップを捨てて水洗い~

硬くなっていたら塩締めが完了しているので、トレイに溜まったドリップを捨てて、キビナゴを水洗いします。

この時、水切り付きのトレイだと、そのまま水洗いできるので便利です。

その7~キビナゴ水気をとって、ジップロックに入れて冷凍庫で保管~

1匹ずつキッチンペーパーで水気をとります。少しキッチンペーパーの上で乾かしてもいいです。

その後、1回の釣行で使う量に分けてジップロックに入れて冷凍庫で保管します。

これで、釣行ごとに使用するセットが出来上がります。

ワンポイントアドバイス

出来上がったキビナゴに、味付けとカラーリングを施すと、釣果アップにつながります。

味付けとカラーリングは専用の物が販売されているので、そちらを使うことをおすすめします。

味付けに関しては、味の素を使うのが安くて効果的と言われていて、実際に私も使用しています。

【カラーリングの方法】

出来上がったキビナゴのジップロックに、キビナゴ全体が浸かるくらいの量の液体を投入します。
釣乳する量によって、「少し、半分、全体」をカラーリングできるので、自分好みに調整してみてください。

【味付けの方法】

出来上がったキビナゴに、専用の液体や味の素を投入します。これも好みで調整可能なので、濃い味で攻める場合は多く入れ、薄味の場合は少なめに入れてみてください。

味の素の粒を使用する場合は、超量の水で溶かしてからジップロックに入れることをおすすめします。液体になった方が、よりキビナゴの内部に浸透していきます。

また、塩締め段階で味の素を使用するのも良いです。ただ慣れるまでは、まずはキビナゴの塩締めに専念し、覚えてからアレンジを加えていくことで失敗を減らすことができます。

※こちらは、味とカラーがつけられる安価でおすすめの商品です。
 味つけ、カラーリング、ともに、漬けすぎるとせっかく締めたキビナゴが柔らかくなってしまうこともあるので、3時間程度にしておくことをおすすめします。

まとめ

太刀魚釣りが本格的に始まる前に、簡単な方法で自分でキビナゴの塩締めをしてみませんか?
エサ代が安くつく他に、自分の釣行に合わせた量を準備出来て無駄もなくなります。さらに、自分好みのカラーリングや味付けで、釣果アップにも期待できます。

ここで紹介した簡単な手順を踏まえて、色々なアレンジをしてみてください。

エサにも手を加えることで、太刀魚釣りがもっと楽しくなりますよ。

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