春の訪れを告げる魚「サワラ・サゴシ」の回遊が始まったということで、今回は和歌山県の紀北エリアに調査に行ってきました。
結果から伝えると、まだ回遊はないようです。あったとしても単発の回遊で宝くじを当てるようなものですね。それなら、もう少し南下して中紀エリアを狙う方がサゴシに出会える確率があがります。
しかし、「サワラ・サゴシ」の回遊はもうすぐそこ？！そして、中～大アジが釣れている？！コウイカも好調？！ということで、調査の結果を詳しくお伝えしていきます。今後の釣行の参考に！
釣行基本情報
釣行日時：2024年3月28日（木）午前５時２０分～１１時
場所：「和歌山マリーナシティ大波止」と「田ノ浦漁港」
釣果：エソ、アジ、チヌ、コウイカ
人口：和歌山マリーナシティ ５割うまるくらい
田ノ浦漁港 ６割うまるくらい
天気：曇り
風：東の風２．６ｍ 南東の風４．５ｍ
気になるほどの風はない
潮：中潮２日目
水温：１１．９度
水温はまだまだ低く、魚の活性は高くありません。そんな時こそ底を狙うのが良い方法です。詳しくは下に解説していきます。今回の調査でも底が狙い目でした。
釣果情報～周りの状況も～
今回は「和歌山マリーナシティ大波止」と「田ノ浦漁港」の二カ所の釣果情報を周りの状況も踏まえてお届けします。
和歌山マリーナシティ～５時２０分から８時３０分～
ショアジギングの方は平日にもかかわらず、かなり増えていました。しかし、誰一人青物は釣れていませんでした。
さらに、遠投カゴ釣りの人も多くいましたが、小アジが２匹釣れていたくらいです。あとはチヌとボラがカゴ釣りで上がっていました。
「サワラ・サゴシ」の回遊はまだのようでしたが、ベイトがたくさんいました。
小さなカタクチイワシの群れが海面をぴちゃぴちゃしていました。かなりサイズが小さく６～８ｃｍくらいでした。それ以下のサイズもいました。
田ノ浦漁港～９時から１１時～
着いてそうそうに気になったのが、この墨跡です。
あらゆるところに墨の跡があるので、狙ってみましたが釣れませんでした。コウイカを一杯だけかけたのですが、奥の高い場所で抜き上げに失敗してしまいました。タモを使っておけばと悔やみます。
近くにおられた方達は、私の目の前で３杯釣っていました。コウイカ狙いでエギにおもりをつけて底を狙っている人がよく釣れていました。
その他に朝マズメからノマセ釣りをしている方に話を聞くも、青物の反応はないようでした。
アジは内向きの堤防先端のみ釣れていました。足元ではなく、少し投げたところで反応がよく、中～大サイズのアジが釣れていました。サビキ仕掛けを持ってきていないことを悔やみました。
今後の予想と狙い目
和歌山マリーナシティは、ベイトが入ってきていることから、いつ青物祭りが始まってもおかしくない状況です。今後目が離せない釣り場になっています。
田ノ浦漁港は、アジやイワシの回遊は多い時と少ない時が日によってあるようです。また内向きでも釣れる場所と釣れない場所が日によってあるようでうが、確率が高いのは内向き先端付近です。
また、コウイカがかなり釣れています。朝夕だけでなく、昼間にも釣れているので、エギとおもりを持って狙いに行くのもおすすめです。こちらは、沖向きがどの場所でも狙い目です。
まとめ
今回は「和歌山マリーナシティ大波止」と「田ノ浦漁港」に春の青物の状況を調査に行ってきましたが、思わぬアジとコウイカの情報をゲットすることができました。
アジもコウイカもこれからまだまだ釣れると思うので、狙ってみてください。
「サワラ・サゴシ祭り」はもうすぐといったところでしょうか。出遅れないように、今回の情報を参考にしてみてください。
