釣りをしている人、興味がある人なら一度は聞いたことがある「鱒レンジャー」です。
実は、「大橋漁具株式会社のTuringMonky(ツリモン)」という老舗メーカーから販売されている、釣り竿なので、安心できる品なのです。
実際に使ってみて、使う前に均位なっていた「飛距離」「耐久性」「使用場面と使い易さ」の3つについてお伝えしていきます。
値段も手ごろで子供でも扱いやすいサイズ展開になっているので、検討されている方は参考にしてください。
鱒レンジャーって安くて耐久性が高いって聞くけど…
実際はどうなのかな?子供でも大丈夫?
この記事を読めばこの疑問が解決します。
写真付きでお伝えしていきます。
それでは、詳しくお伝えしていきます。
鱒レンジャーネクストSP40・基本スペック
販売元:大橋漁具のTuringMonky(ツリモン)から販売(老舗メーカー)
長さ:鱒レンジャーSP 40 4フィート(1.2m)
鱒レンジャーSP 50 5フィート(1.5m)
表記:SPはスピニングリール用 CTはベイトリール用
適合ライン:2~4lb
ルアーウェイト:1~7g
最適リール:1000~2000番台
メーカー発表の基本スペックはこのようになっています。
持ち手はコルクになっているので、どんどん使っていけば、自分の手にフィットする持ち手になりますね。
ガイドは決して良いとは言えませんが、後に紹介する、穴釣りやボートで問題なく使用できます。
ここからは、実際に使ってみてわかった、使用場面やルアーの重さ限度もお伝えしていきます。
ルアーの重さは20gまで可能?!
実際に使ってみると、メーカー発表の1~7gは扱いやすく、竿に負担がかかっていない印象を受けました。
それ以上のルアーはどうなのかと思い、10g、15g、20g、25gといった約5gきざみでルアーを試してみました。
20gまでは扱いやすく、許容範囲内
写真は17gのエギです。
実際に投げてみても、操作にも影響はなく扱うことができました。
20gまでのシーバス用に使用しているルアーも投げてみましたが、問題なく使えました。
それ以上になるのと、竿が折れそうで怖いのが正直な感想です。
飛距離は期待できない
エギングロッドを息子人預け、鱒レンジャーでエギングに挑戦してみました。
結果は、エギングロッドの半分ほどの飛距離です。
20gのルアーでも同じ結果になりました。
飛距離が約半分になるということは、狙える範囲も狭くなるので、遠投する場面には不向きであることがわかります。
水深があれば…
浜から投げるのは厳しいようでしたので、水深がある堤防からチャレンジしてみました。
飛距離は変わりませんが、水深がある分エギングにはなりました。
もちろんルアーでも同じで、飛距離が出ないので、堤防や浜からのエギング、ルアー釣りには物足りなさが目立ちます。
役立つ場面は…穴釣りとボート、子供用にも最適!
役立つ場面は「穴釣り」「ボート」「子供用」の3つです。
1本持っておくと、この3つの場面で活用できるのでおすすめです。
穴釣り(根魚狙い)
穴釣りや堤防の際を狙った銅付き仕掛けがメインになります。
竿の長さが4フィート(1.2m)~5フィート(1.5m)なので、ブラクリを使用した穴釣りや銅付き仕掛けで堤防の際を狙うには最適です。
竿の感度も良いので、小さい魚でも引きを楽しむことができます。
ボートが一番
ボートで釣りをする人にはもってこいの「鱒レンジャー」です。
私も夏場はよくボートで釣りをするのですが、ボートの上では竿阿賀長いと扱いにくく、収納や落とす心配もでてきます。
鱒レンジャーだと、長さもちょうどよく、二本持っていっても邪魔にならずに収納できます。
ボートで釣りをする人には、最適な釣り竿と言えます。
子供用におすすめの理由
実際に私の子供(小学3年生の男子)が使ってみました。
竿の長さも1.4mと短いので投げやすく、仕掛けの付け替えなどの時に竿を踏んだり、竿先がつっかかったりすることはありませんでした。
無茶苦茶に投げても、折れる心配はありませんでした。
穴釣りや堤防でも子供が使える扱いやすい長さと耐久性を備えています。
耐久性は値段に対して抜群(コスパ良い)
実際に鱒レンジャーで大物を釣っていませんが、根がかりをした時に体感しました。
根がかりの時に、竿をビュンビュンと振って(しゃくって)かかった針を外します。
その時に、子供用のリールとセットの竿を何本か折った経験があります。
投げる時にも折ったことがあります。
鱒レンジャーはそういった心配をせずに使えました。
根がかった針が外れるまでビュンビュンと竿を振って、針を外しても折れることなく余裕の耐久性です。
投げても安心、根がかりしても大丈夫な鱒レンジャーは子供用にも重宝します。
リールは2000番台がおすすめ?!
実際に1000番台、2000番台、5000番台のリールを装着して使用してみました。
安物の1000番台のリールです。
問題なく使えて、重さ的にもしっくりとくる感じでした。
穴釣りで重宝しました。
2500番の「ダイワ・レガリス2023年モデル」です。
こちらは、1000番台に比べると少し重みを感じますが、少しの重みが竿を扱うのに適していました。軽すぎず、重すぎずといった2500番が一番しっくりきて扱いやすかったです。
2020年モデルの「ダイワクレスト」の5000番リールです。
ライトショアジギングで使用するリールですが、こちらは使用不可です。
重さとラインPE2号がひっかかり釣りになりません。細い1号くらいのサイズにすれば、扱えるかもしれませんが、5000番台で1号は最適ではありません。
やはり、鱒レンジャーには1000番台or2000番台がおすすめです。
まとめ
今回は、「飛距離」「耐久性」「使用場面と使い易さ」をメインにお伝えしていきました。
値段が手頃で、子供でも扱いやすく、穴釣りノート釣りに最適な鱒レンジャーです。
楽しみ方は無限大。
ぜひこの機会に一本購入してみてください。
今回、私が使用したのは「鱒レンジャーNEXT SP40」です。
鱒レンジャーシリーズの中で、人気なのは、「鱒レンジャー NEXT SP50」です。
使用した釣り場はここです。