今回は「和歌山県のマリーナシティ」に太刀魚の調査に行きつつ、朝マズメからの青物の回遊も探ってみました。日中にも小型の青物が釣れているとの情報通り、日が昇ってからでも青物の回遊はありました。太刀魚は残念ながら不在でしたが、他にも釣果がありましたので、ぜひ最後まで御覧ください。
釣行基本情報
釣行日時:2024年8月21日(水)3時~10時
場所:和歌山マリーナシティ大波止(南側)
釣果:ツバス2 エソ1 ヘダイ1 カワハギ4 アジ0(ポロリ2) 豆アジ2
人口:少ない(堤防中央から南側は15人ほど)
天気:晴れ
風:南西1m 西北西0.2m ほぼ無風のためかなり暑かった
潮:中潮1日目
水温:27度
平日にもかかわらず、太刀魚狙いの方の電気ウキが並んでいましたが、誰も釣れていない様子でした。夜中の釣り人は夜明け前に帰り、朝マズメ狙いの人は、日が昇って少ししたら帰っていったので、8時すぎにはほとんどの人がいなくなりました。
釣果情報
今回は、太刀魚からの青物狙いといいつつも、色々釣れているとの情報だったので、よくばって色々な釣りの準備をしていきました。太刀魚、投げサビキ、キス、胴付き、ショアジギング、飲ませ釣りです。
3時:現地到着 周りの状況確認と聞き込み 仕掛けの準備
どうやら太刀魚の気配は無いようだ。
3時30分:釣りスタート
4時:電気ウキとテンヤの引き釣りで狙うも反応無し。
4時20分:電気ウキにアタリがあるも、横に走る動き…
たぶんサバ?!ウキが浮いてきたので回収。エサを見るとかじられてはいるものの太刀魚ではない。
4時40分:投げサビキとテンヤにチェンジ
周りでアジが釣れ出したので。
5時:周りの人はアジが釣れるのに、私は釣れない。
5時10分:ようやくタナが合い初ヒット。(2ヒロ半)
まぁまぁのサイズでしたが抜き上げでポロリ。
5時15分:ふたたびアタルも、またポロリ。
5時30分:サビキ針を大きく変更するも、アタリがなくなる。
6時:針を豆アジサイズに戻して足元で豆アジ2匹ゲット。
6時10分:飲ませ釣りスタート。
ショアジギングもスタート。
6時20分:ツバスゲット。(リリース約25センチ)
海底からのしゃくり上げ2回目でひったくるアタリ。合わせてゲット。
6時40分:時折海面が騒がしくなるので、中層から表層を狙う作戦に変更。
6時50分:表層付近でヒット。かかりが甘かったのか、途中でバレる。
7時:飲ませ釣りにアタリ。
竿で確かめつつ、何かが咥えているので、少し待ち合わせる。上がってきたのはエソ。
7時30分:夜明け頃から続いていた海面のバシャバシャも収まる。
7時40分:飲ませ釣りと胴付き仕掛けに変更。
8時20分:胴付き仕掛けにて、カワハギ4匹ゲット。
ベラとチャリコの猛攻がとても辛い。
8時30分:ショアジギングに戻す。飲ませは終了。
8時40分:ツバスゲット。(約33センチ)
海底からしゃくり上げ、中層でフォール、さらにしゃくった2回目でゴンっ!とアタリ。
9時15分:ヘダイゲット。(約40センチ。リリース。)
遠投後、海底まで落とした着底でグググッ!と違和感。合わせると乗ったが青物ではない引きのため、ヒラメかと期待したが、ヘダイ。地面も熱いので、すぐにリリース。
9時30分:ショアジギング終了。ラストはキス狙い。
キスのアタリすら無し。
10時:釣り終了。
結果は「ツバス2 エソ1 ヘダイ1 カワハギ4 豆アジ2」持ち帰りはツバス1とカワハギ4でした。家に帰ってからヘダイについて調べていたら、けっこう美味しいとの声もあったので、今度釣ったら持ち帰って食べてみます。そして、今の時期色々狙えるようになってきましたが、とにかく暑い!釣行に行かれる際には熱中症に十分注意してください。
今回のヒットポイントを下に詳しくまとめてみます。「アジが釣れなかったこと」「ツバスがヒットした狙い方」など、参考にしてみください。
今回の釣れた方法と失敗した狙い方
今回は欲張って色々な釣りに手を出したせいか、いろいろとミスを犯してしまいました。皆さんの今後の釣行の参考にしていただけばと思います。
ツバスが釣れた方法~10gブレードジグ~
今回の私は「7gと10gのブレードジグ」を使って「小刻みなアクション」と「早巻き」で誘いました。
周りで釣れていなかった人の仕掛けを見た時に、気づきました。それは…「大きすぎるジグ」を使っていたことです。
10g前後のジグを使用して、早巻きと小刻みなアクションを加えることで、ツバスの食いスイッチを入れることができました。小型の青物の活性を上げるために、逃げ惑う子魚を演出できたのだと思います。狙う魚種にもよりますが、今釣れている「ツバスやシオ」を狙うなら、10g前後のジグを使って早巻きがおすすめです。
アジが釣れなかった理由(私だけ)
サビキの針が小さかった。
今回の私は、飲ませ釣りをしたかったので、豆味を狙おうと「サビキ針を0.5号~1号」を用意していました。しかし、夜中から朝方にかけて釣れていたのは、20~25cmのサイズだったので、うまく針にかかりませんでした。そこで近くの方の針を参考にサイズを6号前後に変更すると、ヒットしました。もっと早く気づいておけば良かったです。狙うサイズ、回遊しているサイズに合わせるのは基本ですね。足元の豆アジを狙うか、投げて中サイズを狙うかでしっかり針を持っていきましょう。
まとめ
今回の調査でわかったことは「夏の青物、ツバスやシオの回遊はある」です。しかも、日が昇った日中でも釣れているので、自分のライフスタイルに合わせて狙いにいくことが可能です。小型の青物に合わせた10g前後のジグを用意して狙いにいきましょう。
ただ、日中はかなり気温が上がり熱中症の危険も伴います。暑さ対策と水分補給はこまめに行い、熱中症に注意しつつ楽しい釣りにしましょう。
太刀魚の回遊は今年はかなり遅いようなので、情報をチェックしつつ、回遊を待ちましょう。