和歌山県の紀北・海南市にある「塩津漁港」の釣り場紹介です。
漁港内には数か所の小さな堤防があり、アオリイカが好む藻場や地形が揃っています。沖向きの堤防とテトラ帯は、青物や太刀魚の回遊が頻繁にある人気の場所になります。
釣り場を大きく2つに分けて紹介しつつ、人気の沖向きの注意点もご紹介します。
塩津漁港~基本情報~
住所:〒649-0131 和歌山県海南市下津町塩津
ナビで表示できない場合は戸坂漁港(〒649-0121 和歌山県海南市下津町丸田1120)をセットし
戸坂漁港に向かえば手前にあるのですぐにわかります。
駐車場:520円 1日1回 全34台駐車可能
トイレ:駐車場にあり
釣り場:内向き→足場の良い堤防
沖向き→堤防とテトラ帯がある
売店:なし
釣具屋:「浅井つりエサ店」〒642-0035 和歌山県海南市冷水174−4 営業時間不明
「フィッシングクリモト 海南店」〒642-0001 和歌山県海南市船尾207 3時~22時
「紀の国屋 下津店」〒649-0164 和歌山県海南市下津町上1195−1 24時間営業
浅井つりエサは道中にあるので、エサだけ買うなら便利。クリモトは大型店。紀の国屋は24
時間営業、エサが豊富。
周辺:コンビニは車で5分 (高速道路を降りてから釣り場方面で一番近い所)
スーパーは海南IC降りて右折(反対方向)
☆コンビニ デイリーヤマザキ下津町小南店 〒649-0141 和歌山県海南市下津町小南100
☆スーパー オークワ海南店 〒642-0031 和歌山県海南市築地1−1
塩津漁港~釣り場紹介~
塩津漁港を2つに分けて紹介していきます。
1.沖向き(人気) エギング、太刀魚、青物
2.内向き(漁港内) サビキ、エギング、太刀魚、根魚
1.沖向き(人気)~エギング、太刀魚、青物~
駐車場から一番離れた沖向きの人気の場所です。
手前がテトラ帯で奥が堤防になっています。
手前に荷物を置いて、テトラに乗ると釣りが可能です。
テトラ帯の奥は一番人気の沖向き堤防です。
左側が沖向きで、右側は内向きになります。
エギング、太刀魚、青物が狙えるので、シーズン中は人の入れ替わりも激しい場所です。
テトラ帯の手前には、サーフのような浅場になったところがあります。ここからエギングでアオリイカを狙うこともできます。ここからのショアジギングは手前が浅いので遠投が必要です。
2. 内向き(漁港内) サビキ、エギング、太刀魚、
一番奥の沖向き堤防の内側です。
背中に壁があるので風の影響を受けにくいので、風が強い日でもエギングを楽しめます。
サビキや根魚も釣れますが、太刀魚が回遊してくるシーズンには、内向きでも釣れます。
沖向き手前の内向きに飛び出た堤防です。
駐車場近くにもこういった小さな堤防がいくつかあり、L字になった場所もあるので、漁港内での釣り場の確保に困ることはありません。
アクセス
〒649-0121 和歌山県海南市下津町丸田1120 ←ナビセット
こちら戸坂漁港の住所になりますが、戸坂漁港の手前にあるためここにセットして問題ありません。
海南ICを降車し、42号線を進んでいきます。5個目のトンネルを過ぎたところの信号を右折し、道なりに進んでいけば「塩津漁港」に到着します。
右折するところがトンネルの手前で少しわかりにくいので、注意して見ておきましょう。
迷う方は、一度デイリーヤマザキまで行き、買い出しを済ませてから海南IC方向に戻ります。
一つ目のトンネルを抜けたところを左折すると「塩津漁港、戸坂漁港」方面に進むので、参考にしてみてください。
塩津漁港~狙える魚~
アジ・サバ・イワシ・太刀魚・ツバス・ハマチ・メジロ・ブリ・シオ・グレ・アオリイカ・アコウ・ガシラなど
沖向きの堤防・テトラ帯
沖向きは、潮通しが良いので、様々な魚を狙うことができます。
太刀魚や青物が釣れる他、サバやアジなども大型魚が狙える場所です。アコウも上がっているので、欲張りな釣り師にはもってこいの釣り場です。
太刀魚や青物、アオリイカの釣果が出てい時は積極的に狙ってみてください。
漁港内・内向き
サビキ釣りがメインでアジ・サバ・イワシが狙えます。
岸際や海底の障害物を探りながら根魚狙いも楽しめます。
アオリイカのシーズンには、いたるところで釣れだすので、積極的に狙ってみましょう。
おすすめ釣法
1.エギングのランガン
足場の良い漁港内は入り組んだ仕様になっており、藻場や護岸、船着き場など、狙える場所がたくさんあります。
漁港内を回るだけでも楽しめるのに、さらに沖向きも探れるとなるとエギンガーにはたまらない場所になります。
沖向きのテトラ帯の手前には、サーフのような浅瀬になっている場所もあります。漁港内に反応がない場合は、そちらを攻めてみるのも良いですよ。
2.太刀魚
夏から秋にかけて、長い期間でタチウオが釣れています。
沖向きが人気で数が上がっていますが、子供でも安心の内向きの漁港内でもしっかりと釣れているので、家族連れでも太刀魚釣りを楽しめます。
沖向きは人気のため、早い時間帯からの場所確保が必要になってきます。
3.青物狙いのショアジギング
沖向き限定になりますが、青物の回遊も頻繁にあります。
和歌山の紀北エリアに青物の釣果が出てきた時は、狙いに行く価値がある場所です。
潮通しが良い所なので、秋のシーズン以外でも狙ってみると思わぬ大物に出会えるかもしれません。
注意点
沖向き、内向きで色々な釣りが楽しめる塩津漁港ですが、注意することが2点あるのでお伝えします。
沖向き堤防に行くにはテトラを越える?!
一番人気の沖向きの堤防に行くには、少しだけテトラ帯を越えなくてはいけません。
写真は堤防の下(内向き)に行くところのテトラです。
上からも越えていくことができますが、この写真の下からをおすすめします。
テトラが苦手な方や子供はけっこうきついです。
手前側のテトラは釣果が下がる?!
沖向きテトラの手前側は、サーフ側に寄ればよるほど浅くなっています。
しかも、堤防側のテトラはななめになっているので、そちらの方が手前のテトラ方向に投げるようになってしまうので、テトラの手前側に位置をとると浅場を攻めることになってしまいます。
そうなると太刀魚や青物の釣果は自然と下がってしまいます。
まとめ
和歌山県の紀北・海南市にある「塩津漁港」はエギングのランガンにはもってこいの釣り場になっています。
潮通しも良い沖向きは、シーズンに入ると太刀魚や青物の釣果もしっかりと出ています。
太刀魚に関しては内向きでも釣れているので、家族連れでも楽しむことができます。
足場も安定しているところがメインで、トイレも完備しているので、家族連れでも安心してサビキ、根魚、エギングを楽しむことができます。
家族連れで楽しんでみてください。
近くには「戸坂漁港」や「和歌山マリーナシティ」もあります。