最近はPEラインを使う釣りが主流になってきています。
PEライン(糸)は、感度が良く飛距離が伸びることからよく使われます。
しかし、擦れに弱いという弱点を持っているので、リーダーと呼ばれるフロロカーボンやナイロン製でできたラインをPEラインの先に結束させなければなりません。
その理由は、堤防や岩に擦れて、PEラインが切れてしまうことを回避するためです。
そこで今回は、PEラインとリーダーを結束する結び方を2種類。
糸を仕掛けにつける結び方を1種類ご紹介します。
これだけ覚えたらあらゆる釣りに対応できます。
PEラインとリーダーの結束2種類
PEラインとリーダーを結ぶことをノットを組むと表現します。
これを行う理由は、それぞれの良い所を最大限に活かすためです。
10秒ノット
その名の通り、「10秒」でできるのっとです。
簡単にできるノットですが、強度は折り紙付きです。
始めて覚えるノットとしては最強なので、ぜひ覚えておきましょう。
FGノット
FGノットは、最強ノットとも呼ばれ、あらゆる大物を狙う釣りに使われます。
実際に私がFGノットを使った場面は、オフショアのヒラマサジギングです。
PEラインとリーダーが抜けることなく、大物を上げることができたので、間違いないノットだと確証しています。
多くのベテランアングラーが使用しているFGノットは組み方が多数あり、今回紹介している組み方が私は一番簡単だと思っています。
自分に合ったFGノットの組み方を探すのも良いかもしれません。
糸と仕掛けを結ぶ簡単で強度が高い方法
糸と仕掛けを結ぶ方法は、たくさんあります。
何でもよければ、固結び(だんご結び)と言われる結び方でも問題ありませんが、糸がほどけてせっかく釣れた魚を逃がす可能性が高くなってしまいます。
そこで、簡単に覚えられて強度も高い結び方は「漁師結び」です。
今回は漁師結びを紹介します。
漁師結び
とても簡単に結べるので、覚えておいて損はない結び方です。
船の上でも、釣り場で風が強い日でも、簡単に結ぶことができるので重宝します。
漁師結びと10秒ノットで何でも釣れる?!
ヒラマサやブリ、カンパチといった大物を狙う人には「FGノット」が必須になってきますが、それ以外の釣りを楽しむ人は、「漁師結び」と「10秒ノット」を覚えていたら、バラすことなく釣りを楽しめます。
その理由は、漁師結びと10秒ノットで対応できる魚を狙うからです。
ヒラマサやブリ、カンパチは基本的にオフショア(船のジギング)で釣るのがメインになります。
その場合、仕掛けも陸から釣るショアジギングとは異なってくるので、船釣りやロックショアをする人以外は、「漁師結び」と「10秒ノット」を覚えていたら十分です。
まとめ
最近の釣りは、PEラインを使用するのが主流になっています。
PEラインは、「感度が高く」「飛距離が伸びる」ので、釣りに向いていますが、擦れて切れやすい弱点をもっています。
その弱点をカバーするために、リーダーを結ぶ必要があります。
その方法は「10秒ノット」と「FGノット」です。
この2つを覚えておくと、普段の釣りから、大物狙いまで対応できます。
また、普段の仕掛けを結ぶ時にも少しでも強度が高い方が良いので、「漁師結び」をおすすめします。
胴がで学ぶのが一番わかりやすいので、ぜひこの機会に上の動画「ノット」と「糸の結び方」を覚えてみてください。