和歌山県へ旅行に行った時に、さっと寄れてファミリーで釣りが楽しめる、そんな釣り場はないかと探しているあなた。まさにそれが「見草漁港」です。
一年を通してアオリイカが狙え、昼間でもアジ・サバ・イワシを狙ったサビキ釣りが手軽に楽しめます。車の横づけ可能なエリアもあるので、家族釣れにはおすすめの釣り場です。
見草漁港「基本情報」
住所：〒649-2325 和歌山県西牟婁郡白浜町椿
駐車場：有（無料） 漁港内に横付け可能 スペース十分に有
トイレ：無
釣り具屋：「釣太郎」 ２４時間営業（臨時休業日あり）
〒649-2325 和歌山県西牟婁郡白浜町富田 袋谷1552-2
TEL：0739454926
「えさよし」５時～２１時
〒649-2325 和歌山県西牟婁郡白浜町富田１６１６−１
TEL：0739452650
道具をある程度揃えたいなら「釣太郎」で、エサくらいなら「えさよし」で十分です。釣太郎の方が大きい店舗です。２４時間営業も嬉しいですね。
周辺：コンビニ→「ローソン白浜町十九渕店」〒649-2324 和歌山県西牟婁郡白浜町十九渕２２３
一番近くのコンビニは車で約１０分です。
スーパー→「サニーマート」「Aコープ紀南あぜみち店」です。どちらも車で約１０分です。
その他、近くに個人の経営する飲食店もありますが、営業していない時もあるのでご注意ください。白浜の中心地から移動する場合は、中心地近くで買い出しを済ませておくと良いです。トイレも無いので、コンビニか釣り具屋で済ませておきましょう。
見草漁港「釣り場紹介」
釣り場を大きく分けると、「手前の堤防」「沖向きテトラ」「地磯（ブリマ）」になります。
奥に見える堤防の右側に車をとめることができます。ここが一番釣り場に近いところです。ここまでくる手前にも駐車できるエリアがあるので、車の駐車に困ることはありません。
左側が「手前の堤防」、奥の堤防を越えたところが「沖向きテトラ」、奥の堤防の右側の階段からさらに奥へ行ったところに「地磯（ブリマ）があります。」
手前の堤防
ここは、車の横付も可能なエリアになります。前に船が停泊している時は、その間か隙間で釣りを楽しみましょう。さらに堤防の奥へ進むと…
内向きの堤防はこのようになっています。
先端部分が人気で、右奥にはテトラが入っていますが、前と左側は投げ釣りも可能です。足元も安定しているので、家族連れにもおすすめです。
海底は、石が入った基礎になっているところが多いので、根がかかりには少し気をつけましょう。実際に釣りをしてみた感覚では、手前部分では根がかりはありませんでした。
沖向きテトラ
さきほどの堤防の階段を登ります。
登るとこのような安定した堤防になっていて、さらに奥へと進むとテトラ帯に出ることができます。
先端部分がこのようになっています。白灯台が目印です。
先端部分と右側の一帯がテトラ帯の釣り場になっています。
きれいに組まれたテトラではないので、足元には十分注意して移動しましょう。
地磯（ブリマ）から見たテトラ帯の全体です。
手前の数メートルまでテトラが入っているところがあるので、手前を狙う場合は注意が必要です。
テトラ帯では、左側（堤防の先端付近）が水深があり人気です。手前付近はそこまで水深がないので、狙い方にも注意が必要です。
地磯（ブリマ）
堤防側、テトラ帯に向かう方と反対側に階段があります。
ここを登って地磯（ブリマ）に出ることができます。
登ると、このような景色が見て行きます。
ここを降りていきます。右側からでも左側のテトラ側からでも降りることができますが、おすすめは右側です。進むと通っていけるところがあるのがわかります。
写真左は、さきほどの写真の右側の道になります。ここを降りると、写真右のようなところに出ます。
さらに進むと…
最大の難関が待ち受けています。この壁を登ります。
写真を見ると険しいように感じますが、小学生でも簡単に登れるくらいのところです。
登ると、このような景色が見てきます。ここまで階段を登ってから５分ほどなので、思っているより簡単に行ける場所です。
「右奥のエリア」
ここもけっこう人気のエリアで、写真左の奥に見えるところまでいくことができます。ポツンと沖に出ているところなので、潮通しも良いです
「真ん中から左側のエリア」
ここがメインの釣り場になります。時期にもよると思いますが、滑るような地磯ではないですが、しっかりとした装備はしていきましょう。
アクセス
「見草漁港」で検索するか、下記住所を入力すればスムーズに釣り場にたどり着けます。
〒649-2325 和歌山県西牟婁郡白浜町椿
また、見草漁港の最新の釣り情報を得たい場合は、「釣太郎～白浜店～」によってから行くのをおすすめします。５分くらいの位置にあるので、エサと一緒に情報もゲットし、トイレも済ませましょう。
「詳しいアクセス～大阪方面から～」
阪神高速／阪和自動車道を和歌山方面に向かって進む。松原那智勝浦線に入り南紀白浜ICを出る。道なりに進み、一つ目の信号を左折し国道４２号線に入る。そのまま国道４２号線を進めば、目的地が右側に見えてきます。
狙える魚＆おすすめ釣法
イガミ（ブダイ）、イスズミ、コロダイ、シマアジ、ソウダガツオなど南の海で見られる魚を狙うことができます。また、一年中アオリイカが狙えたり、アジ、サバ、イワシなどをサビキ釣りで手軽に狙うこともできます。カマスやイサキ狙いも面白いですよ。
ファミリーにおすすめ、内向きでサビキ釣り
海が透き通っているので、見ながら釣ることができます。サビキのエサに寄ってくる魚を見ながら釣るサビキ釣りは、家族の楽しい思い出になります。アジ、サバ、イワシがメインになりますが、カマスが回遊している時もあるので、大きめの針（サビキ針７～９号）を用意しておくか、小さなジグヘッドワーム、５ｇくらいのジグがあれば、楽しめます。
アオリイカ～エギングとヤエン～
沖向きでは大型のアオリイカを狙うことができます。内向きの堤防でも、アオリイカが見えているので、釣ることができます。見えイカのサイトフィッシングも楽しいですが、少し投げて狙うと内向きでもそこそこ良いサイズが釣れます。「子供のサビキ釣りの合間にエギングを楽しむ」「サビキで釣ったアジを泳がせてヤエンで狙う」のもいいですね。
コロダイ、イサキ狙いの沖向き
沖向きの釣りになると、テトラ帯かブリマと言われる地磯での釣りになります。朝マズメか夕マズメからの夜の釣りになるので、家族釣れには不向きですが、大人だけで大物狙いに行くならおすすめです。
まとめ
和歌山県の南紀白浜にある「見草漁港」は落ち着いた雰囲気で家族で釣りが楽しめる釣り場です。
白浜に家族で旅行に行ったついでに釣りを楽しみたい時には最高の釣り場です。サビキ釣りを楽しみつつ、アオリイカや大物を狙えば、旅行の思い出もより良いものになりますね。
家族でも良し、大人だけで本気の磯釣りも良し、アオリイカ狙いも良しと、良いとこずくしの釣り場です。
和歌山県の南紀白浜方面に行く際には、候補の釣り場にいれておくといいですね。
