大阪では、6月後半からタコの新子サイズが釣れだし「タコ釣りのシーズン」に突入します。7月に入ってからも新子サイズは釣れ続け数釣りが楽しめます。また、7月半ばくらいからは良型(良いサイズ)も混じるようになり、さらにタコ釣りが盛り上がります。そんなタコ釣りですが、8月に入ればシーズンも終わりに近づき、残りの期間をどう楽しむかがポイントになってきます。
そこで今回は「7月・8月の釣果情報」と「今後の予想」をお届けします。
釣行基本情報
釣行日:①2022年7月29日(金) ②2022年7月31日(日) ③2022年8月3日(水)
時間:①5時~9時 ②13時~15時 ③6時~10時
場所:泉大津~岸和田周辺 堤防、テトラどちらも
釣果:①タコ6杯(最大1キロ) ②タコ3杯(最大500g) ③タコ4杯(最大400g)
人口:朝マズメで人気の場所は人が多いですが、暑くなってくる8時以降は空いています。
タコのアタリを求めて一カ所にとどまることなく、色々な場所を探ってみました。朝マズメの時間帯はもちろん狙い目ですが、お昼でもタコは釣れます。
釣果情報
①2022年7月29日(金)岸和田
5時:スタートとともに、苦潮の影響を考え、ケーソンの継ぎ目をタコジグで狙う。
1投目から、タコをゲットするもサイズが小さいため、リリース。
同じ場所でまたもヒットするも、サイズは小さい。
5時30分:3カ所目のケーソンの継ぎ目で、ようやくまともなサイズ(400g)をゲット。
同じ継ぎ目で下へタコジグを落としていくと、1キロアップのタコをゲット。
6時:ここまでケーソンの継ぎ目狙いをするも、苦潮の影響は少なく、あまりタコに出会えなかったので、タコエギに変更。(ここまでで4杯キープ)
7時:釣り場を歩いてタコを探るもなかなか出会えず、ようやくタコエギでヒット。
手前のかけあがりポイントでタコエギをシェイクしていて抱いてきた。
7時30分:その後、同じ場所ですぐにもう1杯をゲット。
9時:終了。7時30分のあとはぱったりとアタリもなくなり、暑い中の修行となった。
6杯キープで終わり。(リリースは多数)
※苦潮の影響がでていると予想しての狙いでしたが、思ったほど苦潮になっていなかったので、タコエギに切り替えて正解でした。
②2022年7月31日(日)泉大津
13時:この日はタコエギで広範囲を探る作戦。
人がまだ入っていないポイントを狙うも、中々アタリはなく、少し移動。
14時:テトラ帯に移動し、1杯ゲットするも、ポロリ。テトラ帯あるあるです。
気を取り直して、釣れた同じところを狙うもリリースサイズが2杯。
14時30分:少し横に移動してもう2杯立て続けにゲットしてこの日は終了。
※日中で潮も動いていなかったので、厳しい状況でしたが、タコがいるポイントを何度も狙ってその場シェイクでなんとかゲットしました。
③2022年8月3日(水)泉大津~岸和田
6時:泉大津からスタート。
タコジグで岸壁を狙うと2投目でタコヒットも、リリースサイズ。
すぐにもう1杯釣れるも、同じくリリースサイズ。
7時:場所移動。
タコエギにチェンジして広範囲を狙う。
7時10分:平日なので人も少なく、ポイントは選びたい放題でした。
人が入っていないポイントを狙い、何投目かでタコゲット(300g)。
同じところで同じサイズを1杯追加。
7時40分:少しずつ横へ横へ移動し、また1杯追加。(400g)
8時~9時:少し横へを繰り返しつつ、リリースサイズ(手の平)を3杯ゲットするも、即リリース。
9時10分:ようやくまともなサイズをゲット(300g)
10時:そこからはアタリもなく、暑さにやられる前に終了。
※平日でタコ釣りの人も少ないのか、朝の時間帯でコンスタントにタコに出会うことができましたが、サイズがダウンしているような気もします。
今後のタコ釣り予想
8月に入り、タコ釣りシーズンも終盤にさしかかりました。
ここからは、サイズアップが期待できる時期になります。その分数は釣れなくなってきますね。
大きいサイズ狙った準備も必要になってきますよ。
現状と今後の予想
現在の大阪では、タコが釣れる数が減ってきています。新子サイズが大きくなり、釣られたものや、沖の方に行ったものなど、色々あると思いますが、タコの生態と照らし合わせてみていくと状況がわかってきます。
タコは卵を産んだ後、残念ながら死んでしまいます。タコの産卵期は5月~10月といわれていますが、ここ大阪では8月の頭に急激にタコが釣れなくなることから、タコの産卵期に入ってきていると予想しています。
ということは…8月半ばまでサイズアップしたタコは狙えるが、数釣りには厳しい状況が続きます。
この時期から狙うポイント
しかし、こんな時でもタコを釣る確率を上げる方法はあります。
それは、7月末くらいに新子サイズやリリースサイズが釣れていたところを狙うのです。
産卵期を迎えてタコの数が減り、新たなタコたちが成長するのには時間がかかります。しかし、今現在手の平サイズのタコが釣れているところでは、1潮ごとにどんどんタコは大きくなるので、8月半ばまでの時期でもそこそこサイズのタコが釣れると思います。
まとめ
大阪で人気のタコ釣りもシーズンの終盤にさしかかりました。
しかし、まだまだタコ釣りは楽しめるので、現在の状況を把握しつつ、狙う場所やポイントを考えると、さらにタコ釣りが楽しくなりますよ。
良型が狙える場所や新たな新子で数が釣れる時期、8月いっぱいまでは十分楽しめるので、ぜひタコを狙ってみてください。
そして、釣りましょう!!