【ちょい投げ釣りの基本はこれだ!】手軽に五目釣りが楽しめる遊び!

釣り情報

ちょい投げ釣りは、軽いおもりとシンプルな仕掛けで手軽に誰でもできる釣りです。
仕掛けを用意しておくことで、海があればいつでもどこでも楽しむことができます。

「五目釣りをしたいならちょい投げ釣りで決まり!」と言われるくらいなんでも狙えて、どんな魚が釣れるのかワクワクできる釣りです。季節や場所によって釣れる魚が変わってくるので、その辺りも紹介していきます。
基本的な仕掛けは2種類だけなので、この記事を読んだ後にすぐに始められますよ。

2種類の仕掛けと釣り方

ちょい投げ釣りは、手軽に誰でも楽しめる人気の釣りになっています。
竿やリールは何でも代用できるので、すぐに始めたい方は今ある物を使ってみましょう。
手元にない人は、竿とリールセットがセットになった安い物から始めてみましょう。

天秤仕掛け

出典:楽天市場

キスやカレイを狙う釣りで使われる天秤仕掛けです。
この仕掛けの特徴は、おもりの先に2本針をつけるところです。
底がしっかりととれて、針についたエサを底付近にいる魚にアピールすることができます。

釣り方は「引き釣り」と「置き竿」

釣り方は2パターンあって、引き釣りか置き竿です。

引き釣り方法

1.ちょい投げ後、ゆっくり引いて海底を確認する

2.かけあがりや藻場を把握する

3.かけあがりや藻場を集中的に狙う

4.引き釣りのスピードを変える

※何度か繰り返して反応がない場合は、場所を移動しましょう。

引き釣りは、海底が砂地のところで本領を発揮します。
海底をずるずると引きずることで、砂が舞い、その違和感に魚が反応し、エサを見つけて食いついてくれます。
ゆっくり引きながら、海底の様子を確認しましょう。かけあがりになっているところや、藻や海草がある場所は魚が好むポイントなので、見つけたらその付近を集中的に狙ってみましょう。

置き竿の方法

1.狙ったポイントにちょい投げする

2.糸を張ってアタリを待つ

3.15分くらい待ってアタリが無ければ、投げる方向を変える

4.ポイントがわからない時は、引き釣りをしてみて、かけあがりや海草付近を探す

※ポイントがわからない時は、数方向に投げてみてアタリが無ければ移動しましょう。

ちょい投げをしつつ、もう一本の竿で別の釣りを楽しむ人は、ポイントは気にせずアタリがあるまで待ちましょう。

もし、ちょい投げメインで行う場合は、ポイントを見つける方が高確率で魚をゲットできるので、引き釣りで探りつつ、かけあがりや海草付近で置き竿にしましょう。

胴突(付き)仕掛けと釣り方

出典:楽天市場

胴付き仕掛け

ガシラやメバルを狙う釣りに使われる銅付き仕掛けです。
底にナス型おもりがついていて、その上に2~3本針があるのが特徴です。
海底を狙う天秤仕掛けと比べると、底より少し上を狙える仕掛けになっています。

底より少し上をエサがゆらゆらと動いて魚にアピールしてくれます。

釣り方~ちょい投げ後に置き竿~

銅突仕掛けは、天秤仕掛けに比べると根がかかりのリスクが上がります。

引き釣りを行うと根にかかるリスクがグンと上がるので、ポイントを狙って置き竿にして待ちましょう。

置き竿の方法は、天秤仕掛けとかわりません。

仕掛けを回収する時に、ゆっくり巻き上げるとひっかかることがあるので、竿を立てて早巻きで回収しましょう。

2種類の使い分け方

2種類を釣り場に合わせて使い分けることで、根がかりのリスクを減らし、仕掛けを失ったり、かかった魚を逃したりする確率を減らすことができます。

使い分けるポイントをご紹介します。

砂地であるかどうか

使い分けるポイントは、海底が砂地であるかどうかです。
砂地であれば、海底を引きずることで、砂が舞って後ろについたエサを魚にアピールすることができます。
砂地で銅突仕掛けを使用することもできますが、底についたおもりが砂に埋もれたり、砂が舞っても手前についたエサに魚が反応してくれなかったりするので、砂地の場合は天秤仕掛けがおすすめです。

それ以外の場所は、銅付き仕掛けがおすすめです。
砂地のように海底の砂を舞わせてアピールする必要もないので、根がかりリスク軽減も含めて銅付き仕掛けを使用しましょう。

楽しみ方と注意点

楽しみ方は人それぞれあるかと思いますが、私のおすすめの楽しみ方をご紹介します。

おすすめの楽しみ方

ちょい投げ釣りは、昼夜問わず、どこでも手軽に楽しめる釣りです。
慣れて海底の様子がわかってきたら、「ここは引き釣りができる、ここは置き竿にしよう」と色々試してみるのが楽しみです。
かけあがりや、藻、海草付近を見つけた時も、積極的に狙って魚にアピールしましょう。
夜にはアナゴが釣れる楽しみもあるので、夜釣りの際に、竿を一本ちょい投げで置き竿にしておくと、思わぬゲストに大喜びする瞬間が訪れます。

注意点は根がかり

注意事項は、根がかりのリスクです。
初めていく釣り場では、根がかりをして仕掛けをなくすことが多い釣りです。
初めのうちは、海底の様子を確認しながらゆっくりと引き釣りを楽しみましょう。
何度もひっかかる場合は、置き竿にするかポイントの移動も考えましょう。

特に、胴突仕掛けでの引き釣りは注意が必要です。
基本的にはちょい投げで置き竿にし、引き釣りはやめておきましょう。

どうしても胴突仕掛けで引き釣りがしたい場合は、竿を立てて根がかりのリスクを減らしましょう。

釣れる魚と時期の目安

春~秋:キスやハゼ、カワハギ、カサゴ、ベラなど
冬: カレイ、メバル、カサゴ、カワハギなど

本当に様々な魚を狙うことができ、何が釣れるかわくわくするちょい投げ釣りです。
五目狙いにももってこいの釣り方です。

仕掛けを工夫すると、小さい鯛なども狙える万能な釣りです。

エサ

エサは虫エサ(青イソメ、ゴカイ、マムシ)がベストです。

シラサエビやアミエビも使用可能ですが、虫エサの方が安定した釣果を得られます。

虫がエサがどうしても苦手な方は、人口の虫エサがあるので、そちらを使用してみましょう。

まとめ

ちょい投げ釣りは、軽いおもりとシンプルな仕掛けで、いつでもどこでも手軽に楽しめる人気の釣りです。

対象となる魚も幅広く、どんな魚が釣れるかワクワクできます。

天秤仕掛けと胴突仕掛けを持って行き、海で五目釣りを楽しみましょう。

ちょい投げにおすすめの天秤セット。

根がかりが気になる方はこちら。飛距離も出て藻や岩を楽々乗り越えてくれます。

ちょい投げ胴突(付き)仕掛けのおすすめはこちら。

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