大阪では、人気のタコ釣りのシーズンにいよいよ突入といった感じになってきました。シーズンに入ると新子(小さいサイズ)のタコがたくさん釣れ出します。
今回は、タコ釣り人気の釣り場「貝塚人工島水路」に調査に行ってきました。
結論から伝えると、「新子は釣れているが、開幕とは言い難い」といったところです。
詳しくお伝えしていきます。
釣行基本情報
釣行日時:2024年6月11日(火)16時~19時
場所:貝塚人工島水路
釣果:タコ1杯 (周りもぼちぼち)
人口:少ない(17時30分頃から増えてくる)
天気:晴れ
風:西2.0(横風強い)
潮:中潮4日目
水温:20.8度
16時20分頃の下げ底の潮からの上げを狙う予定で調査にいくも、かなり渋い状況でした。横風も気になるところでしたが、流れも速く、投げる方向を計算しないと思ったところにエギを送り込めませんでした。周りもかなり渋い状況でした。
釣果情報
16時:釣りスタート
平日で人も少なく、快適。
16時15分:タコゲット
藻の間でシェイクしていると、グイっと持っていくアタリ。小さいのでリリース。
17時:数投しては少し移動を繰り返し、狙う。
17時20分:近くのかたタコヒット。サイズはかなり小さい。
18時:はじめのタコからアタリすらないのでやめようとしていると、立て続けに近くの方がヒット。
一人は300gくらい。もう一人は手の平サイズ。
19時:終了。
ここまで様子を見ながら、歩いてタコを探るもアタリはなし。
夕方ごろから仕事を終えた人が少しずつ増えてきました。私を含め、釣れているのは4杯のみです。(私が目視で確認した数)
声をかけた人たちは口を揃えて「釣れへん。渋いな。」と言っていました。私もそう思います。
今後の予想(現在の大阪の状況も!←これ重要)
最近の大阪南部の釣り場の状況を踏まえつつ、タコ釣りの今後の予想をお届けします。今後の予想だけすぐに知りたい方は、少し下の「今後の予想」をご覧ください。
開幕とは言い難い状況を説明
SNSやインターネット上には、大阪のタコが開幕しているかのような釣果情報が出ていますが、新子開幕とは言い難い状況です。タコの新子釣りが開幕すると、どんな方でも丁寧に場所を移動しながら狙っていると、1時間で1杯…もしくは1釣行で1杯は確実に釣れると思います。もちろん最低ラインですので、多く釣れる時には2桁も可能です。
毎年の新子のシーズンと比べると、まだ開幕とは言い難いのが事実です。
SNSで釣れている人はどうやっているのか?
こんな疑問が出てくると思います。それについてお答えします。
①デカタコ狙いは一か八かの運が大きい。
何度も通って狙いのポイント(ピンポイントの海底)などがある方は、そこでデカタコをゲットしておられます。それ以外の方は手広く探って、運を味方につけています。
②数が釣れている方は…運?!
こちらも、数が釣れている「汐見埠頭」「花市場」など、泉大津周辺も短時間調査に行ったり、ショアジギング後に様子を見に行ったりしてわかったことは「時間」です。数が少ない新子が動き出すタイミングの時間に釣りをしていた方だけが釣れているという状況でした。
今後の予想
今の現状で、足を使って手広く探って数を釣るのは少し難しいように感じます。まだタコの新子釣りが開幕していないからということです。しかし、貝塚~泉大津まで、どの釣り場でも新子サイズのタコが釣れ出し、しかも数が増えてきているので、いつ開幕してもおかしくない状況だと言えます。
新子開幕をインターネットで知るよりも先に自分で体感したい方は、釣り場に通ってみてください。どこの釣り場でもチャンスはあります。
まとめ
今回はみんな大好きタコ釣りの、新子シーズンが開幕しているのか「貝塚人工島水路」に調査に行ってきました。大阪南部でタコの釣果がたくさん出てきてそわそわしている人も多いと思いますが、数が釣れる新子シーズンの開幕はまだでした。しかし、今後いつ開幕してもおかしくない状況は続いているので、ぜひ大阪の海で今回の情報を参考に新子のタコを狙いにいってみてください。