みんな大好き太刀魚釣りが9月の半ばより和歌山の紀北エリアで開幕しました。
しかし、どのエリアも食いが渋いのが現状で爆釣とまでは言い難い状況でしたが、ついに「和歌山マリーナシティ大波止」でタチウオ爆釣の釣果を得ました。
釣果情報と渋い時の食わせ方、狙う時間帯などお伝えしていきます。近々行かれる方は必見です!少しのコツで爆釣できますよ!
釣行基本情報
釣行日時:2024年10月1日(火)18時~22時
場所:和歌山マリーナシティ 大波止 (南側、左側)
釣り方:テンヤ ドジョウ (ダイソーテンヤ4号使用)
釣果:太刀魚19匹
サイズ:指2本→8匹 指2.5本→5匹 指3本→3匹 指3.5本→3匹
人口:外向き→全体の4割ほどの人 内向き→少ない
天気:晴れ
風:北1.1m
潮:大潮1日目
水温:26.4度
平日なので、スペースが十分あり、自由に移動もできました。風は心地よい感じでした。外向きを狙う人がほとんどで、内向きは数人しかいませんでしたが、今回は内向きがすごく良かったのです。詳しくは、下に解説していきます。
釣果情報
18時:太刀魚釣りスタート。(外向き)
18時40分:初アタリ。乗らず。
18時45分:時合いスタート。
太刀魚2匹ゲット。どちらも指3.5本サイズ。アタリはいくつもあったが、中々乗らない、食いが渋い状況だった。小さなアタリが何度か続いた時に合わせて2匹ゲット。
19時10分:時合い終了。(早い)
19時20分:どこを探るもアタリすらなし。
19時40分:内向きで「アタった!」という声が聞こえる。
19時50分:隣にいた方が、内向きで釣って戻ってくる。
20時:内向きに移動。
20時10分:入れ食いタイム突入。
毎投げアタリがあり、乗らなくてもまた食ってくる状態。無双状態です。
21時10分:ここまででタチウオ17匹ゲット。
21時15分:仕掛け変更。
タッチポン陸の5.5gにキビナゴを使用するも、極端にアタリが減る。
21時50分:ここまで「タナ」「仕掛け」「誘い方」「巻きスピード」を色々試す。
22時:釣り終了。(後1匹釣りたかったが、ばらす)
夕マズメのゴールデンタイムに狙うのは外向きで間違いありません。しかし、その後でアタリが無くなった場合は、内向きに移動することで釣果アップにつながりました。20時~22時まで釣れ続いていましたが、外向きは帰りに声をかけてみると、お通夜状態でした。タナは表層から中層がメインでしたが、底付近でもアタリはありましたが、仕掛けや誘い方などを変えるとアタリが極端に減ったので、「ゆっくり巻く」か「ゆっくり巻いて止めるの繰り返し」がかなり有効でした。
ワンポイントアドバイス
近々行かれる方は、必見の内容になっています。なぜなら、今回爆釣していたのは、数人の人だけだったのです。その理由は、太刀魚の動きを読んで内向きを狙わなかったからなのです。詳しく解説していくので、ぜひ参考にしてください。
夕マズメは「外向き(沖)」!その後は「内向き(港内)」!
夕マズメは間違いなく外向きが良いです。
その理由は、良いサイズが狙えることと、時合いでアタリが多く数が釣れるからです。太刀魚の醍醐味ですよね。そのまま外向きで釣れ続くこともありますが、シーズンに入ると、内向きに溜まることがあります。今回はその内向きに溜まったところを見つけたので釣果アップにつながりました。
なぜ内向きに移動したのか?内向きでアタリがあったからではありません。海の変化を見ていたからです。
海の変化を捉える!太刀魚の動きを読む!
海の変化を捉えるのは明るい時間!
明るい時間に到着したので、外向き内向きの両方を観察していました。内向きでベイトがバシャバシャしているのが見えていました。青物などのフィッシュイーターに追われることなく海面を泳いでいたので、これは太刀魚が入ってきた時にチャンスになるのでは?と思っていました。その予想が見事的中した結果です。さらに、内向きにあるライトで潮目も確認できていたので、そこを狙えば入れ食い状態でした。
タチウオの動きは、周りの様子を観察!
夕マズメの外向きで釣っている時にも、「右側から当たっているのか」「左側から当たっているのか」しっかり観察することが大切です。今回は、右側(北)から当たっていたので、そのまま港内(内向き)へと流れる予想が確信へと変わっていきました。この動きを把握すると太刀魚の居場所がわかるので直接釣果アップにつながります。
「狙うタナ」と「巻き速度」
太刀魚の群れは同じタナ(層)にいる!だから、同じタナを狙う!
太刀魚は一度釣れたタナを覚えておいて狙うと、ほぼ釣れます。同じ群れが滞在しているならなおさらです。そのタナをキープしながら移動してることが多いので、カウントをとって同じタナを攻めましょう。
巻き速度はその日の当たりパターンを掴む!
その日の太刀魚の群れが食いたくなる速度を見つけることが大切です。基本的には「普通くらい」と「ゆっくり」でOKです。その他に、止めてフォールさせることも有効な時があるので、2つのスピードとフォールを意識すればパターンを掴むことができます。
渋い時の食わせ方!
渋い時は、合わせずにただ巻き続ける!
9月に何度か太刀魚狙いに行ってますが、食いが渋い日ばかりでした。そんな中釣れたのが、小さなアタリに合わせずにただ巻きを続けることです。すると、小さなアタリが2回3回と連続してきます。そうなると4回目か5回目で合わせると、乗る確率があがります。今回の釣行でも隣の方にこの方法をお伝えすると、釣れるようになったので、ぜひ試してください。
まとめ
和歌山県の紀北エリアで開幕した太刀魚釣りですが、まだまだ食いが渋い状況が続いているのが現状です。そんな中でも「爆釣している人」はいます。やっぱりアタリが取れて釣れたら楽しいですよね。そのために、色々と試行錯誤しながら釣っていると思いますが、太刀魚の場合、同じ群れなら同じようなパターンで釣れることが多いです。
数日間は同じパターンといったこともよくあります。なので、近々行かれる予定の方は、ぜひ参考にしてみてください。爆釣することを願っています。