関西で大人気の太刀魚釣。大阪南部の「小島漁港」「とっとパーク小島」「深日港」では、早い時期から太刀魚の釣果情報がでていましたが、それより北では、タチウオ情報があまりありませんでした。
貝塚人工島で太刀魚の回遊が見られるも、長続きしない展開となりました。
そこで、タチウオはどこに行ったのか?北上したと予想し、岸和田~泉大津周辺を調査してきました。
その結果、見事狙いが的中し、岸和田周辺で太刀魚に出会うことができました。しかも、大型の群れにも遭遇し、入れ食い状態も続きました。
数日間調査した一番アタリが多かった日をお伝えします。
釣行基本情報
釣行日:2022年10月6日(木)~10月7日(金)
時間:2時~7時
場所:岸和田 忠岡町 通称「ホクシン前」テトラ
釣果:持ち帰り、太刀魚4匹(同行者に3匹渡す)
人口:夜中→空きスペース有、シーズンにしては少ない。朝マズメ、少ない(雨の影響?)。
天気:4時頃より雨。
風:北東の風 2.0m
潮:中潮1日目
水温:24度
この日のタチウオは絶好調でしたが、時合いを逃さずと写真をとらずに釣っていると途中の雨で、最後まで写真は撮れずだったので、翌日の写真を使っています。
朝マズメに太刀魚を狙いつつ、青物の回遊があったので、青物シフトに切り替えて、フッキングミスとランディング失敗で青物はゲットできませんでした。横では太刀魚狙いの方が、コンスタントにテンヤで釣っておられました。
釣果情報
2時:釣り開始。テンヤメイン。
2時10分:太刀魚らしきアタリがあるものの乗らず。
2時20分:フォールでの小さなアタリに合わせを入れて、太刀魚ゲット。
3時:ここまで小さなアタリが続くものの、中々合わせが決まらずにじれったい時間が過ぎる。
3時30分:表層でガツンっ!とアタリ、引き合わせで太刀魚ゲット。
4時:サバの猛攻に合う。
5時:太刀魚ラッシュ突入。テンヤとワインドを併用してして使用。
5時30分:太刀魚&青物ラッシュ突入。
6時:太刀魚を数本ゲットしたので、表層青物狙いに切り替える。
ここでも、ジグとミノーに太刀魚がヒットしてくる。
青物のアタリもありつつも、フッキングミスや手前でばらす。
目視でツバスサイズがヒットしていた。
7時:エソラッシュとともに、ハマチサイズをかけるも、手前でばらし、ラッシュ終了。
ここまで、近くで太刀魚狙いのかたは、コンスタントに釣っていた。
その後、アタリもなくなってきたので終了。
マズメの時間帯は太刀魚のラッシュに入るも、夜中はアタリが減る。しかし、数投に1回はアタリがあるので、合わせのタイミングを考えたり、仕掛けを変えたりと楽しめる時間が続いた。
釣果アップアドバイス~狙う時間帯はマズメ~
朝マズメが一番強い!!
今回の釣行では、夜中に太刀魚は釣れるもののあたりの頻度は少なく、サバの猛攻にあってテンヤのエサを削られる展開になりました。
しかし、朝マズメにはしっかりと太刀魚の群れが入ってきて、一投1匹が釣れるという展開になりました。この展開が次の日の朝マズメにもあったので、今の時期、朝マズメが一番の狙い目と言えるでしょう。
ちなみに、次の週の日曜日の朝マズメも似たようなパターンでした。
サバの猛攻をかわすには?!
太刀魚釣りをしているとどうしてもサバの猛攻に合うことがあります。
かわす方法は…
① タナを変える
② エサを変える
③ 投げない
この3つになります。
混雑している今の時期に場所や投げる方向を変えることは難しいので、この中からできることを選んで試してみましょう。
私が今回選んだ作戦は…①からの③です。
結局エサの消費を抑えるために、投げずに周りの状況を確認し、太刀魚が上がりだすタイミングかマズメのタイミングまで待つことが、サバを避ける一番の近道です。
まとめ
大阪の太刀魚釣りはいよいよ本格的に開幕してきました。
大阪南部の「小島漁港」「とっとぱーく小島」「深日港」から、徐々に北上し貝塚~岸和田まで群れがコンスタントに入ってきています。
タイミングを逃すと、タチウオの前に人で溢れ返ってしますので、ぜひこのブログを見たタイミングで太刀魚を狙いに行ってみてください。
このブログを見つけるのが遅かった方は、ここからどこまで太刀魚が北上していくか予想して場所選びをすると楽しみも倍増しますよ。
今回の釣果情報を参考にしつつ、色々な方法で太刀魚釣りを楽しんでみてください。