大阪で夏の人気ターゲットの「たこ」ですが、8月に入った現在もまだ釣れ続いています。
例年、8月に入るとぐっと釣果が落ちるのですが、今年の大阪の海は一味違います。今回は釣果情報に加え、「釣れている理由」「狙い方」「釣れている場所」など、今後行かれる方に向けて情報をお届けしていこうと思います。今回の記事の中でも特に「狙い方」は超おすすめになっています。秋~冬の大型狙いをしたことがない人は一度ご覧ください。
ぜひ最後まで読んで参考にしてみてください。
釣行基本情報

釣行日時:2025年8月9日(土)5時30分~8時30分
場所:岸和田 忠岡木材コンビナート テトラ帯
釣果:タコ8杯 最大600g リリース3杯
人口:少ない
天気:晴れ
風:東2.7m
潮:大潮3日目
心地よい風の中、釣りを楽しむことができました。土曜日ということもあり、人が多いのではと予想していましたが、予想に反してタコ狙いの人は数名しかおらず快適に探ることができました。その理由は…今年の大阪の海と関係していますね。新子の数と良型に関係しています。詳しくは下に記載します。
釣果情報

ワンポイントアドバイス

釣れている理由~でも人は少ない?!~
例年の大阪でのタコ釣りは、8月に入るとぐっと釣果が落ちる…しかし、今年は違います。
「釣れ続いている理由」→「海の変化により大型が釣れ続いている」ことです。6~8月まで、コンスタントに大型が釣れ続いています。産卵時期がずれている可能性が高く、一気に産卵して数が激減することがなかったのが釣れ続いていると予想できます。
「人が少ない理由」→そのため、新子は例年より数が少なく漢字ますが、その分長い期間タコ釣りを楽しむことができています。数が釣れないと、初心者はタコが釣れない、いないと思ってタコ釣りをしなくなります。そので大切になるのが、狙い方です。↓
狙い方
今年は新子が少なく、良型が釣れ続いているので、例年の新子狙いの方法では釣ることができない人が多数でてきています。そこで、今年の大阪に合わせた狙い方を紹介していきます。
「~その1~大型を想定した狙い方をする」
秋~冬にかけてタコ釣りをしたことがある人なら想像しやすいと思いますが、数が減って大型を狙う時期特有の狙い方があります。夏の数釣りとは違い、「ステイ時間をかなり長くする(10秒前後)」「何度も同じ場所を探る(数センチずらす程度)」この方法で良型を狙ってみてください。
「~その2~チャンスの時間はとにかく足で稼ぐ」
良型といっても「朝マズメ・夕マズメ・潮が緩むタイミング」など、チャンスの時間には巣から出てきて捕食のために行動します。そのタイミングは数投したらい少し移動してと、細目に場所を変えてタコを探りましょう。
「~その3~日中は狙うポイントを極限まで減らす」
日中はタコが巣に隠れていて、中々出てきません。そのため、「その1」でお伝えした方法を使いつつ、「かけ上がり・テトラ際・実績のあるポイント」だけを狙い、タコをゲットできる確率を上げましょう。人が少ない場合は、斜めや横に投げて、かけ上がりやテトラ際を探る方法が有効です。
釣れている場所
「泉大津~貝塚」までの釣り場ならどこでもタコが釣れる可能性があります。
実績のあるポイント↓
「貝塚人工島」「貝塚人工島水路」「岸和田・地蔵浜エリア」「岸和田・忠岡木材コンビナートの波止、テトラ帯」「汐見埠頭エリア」など、です。この辺りのグーグルマップを見て、現場にいってみると有名なところ以外でも釣りができるところがたくさんあります。小さな波止やテトラなど、狙ってみる価値はあります。
もちろん「汐見埠頭の砂揚場」「花市場公園」「なぎさ公園」などの有名な場所でもタコは釣れますが…ファミリーで釣りをしやすい場所なので、別の釣りと一緒にファミリーで楽しむならいいでうが、タコだけを狙う場合は、別場所の方が色々探れて釣果もアップできると思います。
↓ここに大阪の釣り場も紹介しています↓
おすすめの「タコエギ」~タコやん~

私の愛用している「タコエギ」です。「YOZURIから出ているタコやん」です。今まで色々なタコエギを試してきましたが、このエギに落ち着きました。
釣れる理由は、おもりが着底した後、エギだけ底から少し上でフワフワ浮いてタコを誘ってくれるところです。ステイさせているだけでもふわふわしてタコを誘ってくれるので、お気に入りです。
まとめ
今年も大阪では人気のターゲット「たこ」を狙った陸っぱりのタコ釣りで賑わっています。しかし、例年と違い良型が釣れ続いていて嬉しい反面、新子の数釣りが楽しめないと、釣り人が減っています。
せっかく釣りにいったのに、坊主だと楽しめずにストレスが溜まって帰ることになりかねません。心配な方はワンポイントアドバイスの「狙い方」に書いた内容を参考にしてみてください。
良い釣果になることを願っています。