コロナの影響で3年ぶり開催された昨年のフィッシングショーも大盛況でしたが、今年はさらに盛り上がっていました。
今年の「フィッシングショー大阪2024」は、2月3日(土)と4日(日)が一般公開日でした。2月2日(金)は業者商談日となり、釣り関係者や招待者・報道関係者のみの公開となっておりました。
例年約4~5万人が訪れるこの釣りの祭典は「日本一の釣りの祭典」といえるほどに充実した内容になっています。新作商品や今ある商品の紹介が聞けて、手に触って体験できたり、釣り講座やトークショーがあったりと、盛りだくさんの内容になっています。
今回はフィッシングショー大阪2024のレポートをしつつ、2023との違いや、抽選会の内容などを紹介していきます。
フィッシングショーを120%楽しむためにも、事前準備は必要です!ぜひこの記事を読んで、来年は120%楽しめるようにしてください。
また、行ってみたいけど…と迷っている方は来年の参考にしてみてください。(ちなみに来年は2025年2月1日(土)と2日(日)に開催が決まっています。)
フィッシングショーOOSAKAとは?(基本情報)
主な内容:「釣り具の新作紹介」「トークショー」「プロによるレクチャー」「魚拓体験」「釣り方教室」「こどもお祭り広場」「釣り具の即売会」「体験マス釣り(女性と子供)」「大抽選会」「マグロの解体ショー」など
出展社数:全159(2024年) 出展リストはこちら
SHIMANO、DAIWA、がまかつ、ささめ針、シーガー、サンライン、ジャッカル、第一精工、デュエル、ハヤブサ、Hapyson、VARIVAS、プロックス、マルキュー、ルミカ、など
料金:大人2000円(前売り1600円)入り口で手に巻くバンドと交換
釣り具屋、ファミマ、イープラスで購入可能(金曜日の23時59分まで)
中学生以下無料 子供は当日にスタンプカードが入り口で渡され、それが入場券代わりです。
時間:9時~17時
先着順の受付やサンプル品をゲットしたい人は8時に並んでおくと無難です。
場所:〒559-0034 大阪市住之江区南港北1-5-102
「インテックス大阪」
3号館 4号館 6号館A 6号館B (周辺に屋台村あり)
駐車場:周辺に臨時駐車場開設。(インテックス大阪の中の駐車場は埋まっているため)
アクセス:「インテックス大阪」にナビをセットすればOK!
臨時駐車場はインテックス大阪6号館よりも少し北東にある。
(インテックス大阪臨時第一駐車場という名前)
周辺に行けば看板やガードマンが多数いるのですぐにわかります。
フィッシングショー大阪の会場図
3号館
4号館
6号館A
6号館B
フィッシングショーの主な内容(体験レポートも有)
ここでは、主な内容やできることを紹介していきます。村田基さんもいました!
出展者ブースでできること
【新作商品の紹介】
出展ブースでは、各メーカーの新作商品が展示されています。開発者やメーカーのスタッフから直接使い方やメリット、デメリットも聞けるのは嬉しい限りです。また、時間帯が合えば、プロのスタッフから使った感想や使い方なども聞くことができます。
【体験もできる】
新作を実際に目で見て触って体験ができます。しかも、ほぼすべてのブースで可能なので、どんな商品なのか気になっている物は、どんどん見て触ってみると、道具選びで失敗することがなくなります。
各メーカーにかなりの数のリールが並んでいて、そのリールを回したり、ロッドは極限まで曲げたりと、耐久性や性能を直接体感することができるのは、このフィッシングショーならでは、釣り人にはたまらない瞬間です。
また、糸の強度テストや自分のノットの強度を測定することもできるところもあります。
実際に「ラインシステム」さんのブースでは、気になっていたアジングのエステルラインを手で触ってどれくらい耐久があるのかを手でちぎるまで引っ張らせてくれました。もちろんPEラインも引っ張らせていただき、どれくらいの違いがあるのかをその場で体験できました。しかも試供品もいただいたので、この後で詳しくお伝えします。
また、各ブースによってできることや見れる物も違ってくるので楽しみしていくのもいいですね。
トークショー
プロの方や有名人の釣りトークショーが開催されています。
各メーカーのブースではメーカーのプロがトークショーを行っています。4号館に配置された特設会場では、プロの方以外の「伊丹章さん」や「マルコスさん」がトークショーを行っていました。
どのトークショーも事前に時間帯が知らされているので、聞きたい人の時間をあらかじめ調べておくか、当日にブースに掲示されているので、見て行きましょう。
釣り方教室
今年は7教室開催されていました。「磯釣り」「船釣り」「鮎釣り」「初めての釣り」「波止釣り」「エギング」「ソルトルアーフィッシング」です。
参加費500円で仕掛けセットがそのままお持ち帰りできるので、釣り具屋で買うよりお得で、しかも教えてもらえるので、かなり嬉しい内容になっています。始めてみたい釣り教室を体験するのも楽しいですね。
1回60分で1日4回開催されています。先着順の受付となるので、教えてもらいたい釣りがある方は、当日一番に受付をしましょう。
体験マス釣り
こちらは、女性と子供限定ですが参加費500円で釣ったマスを持ち帰ることができます。さらに、保冷剤とクーラーバックもついています。
各日先着450名でとても人気なので、4号館に8時すぎに並べば自分の希望の時間帯をとることができます。遅くにいくとほぼ埋まってしまいます。
こども祭り広場
子供が嬉しいお祭り広場が4号館にあります。
「福袋釣り」「輪投げ」「キャラクターすくい」「バトルフィッシング」の4つです。
中でも一番盛り上がるのが「バトルフィッシング」です。12人の子供たちが対決し、一番多くおもちゃの魚を釣り上げたら優勝です。優勝賞品は今年は「ドラえもん」か「キティーちゃん」の人形でした。(笑)
そして、大人が子供にさせて嬉しいのが「輪投げ」です。その理由は、商品が一番豪華だからです。子供用の釣り竿リールセット、ZEXUSのヘッドライト、糸巻き機、小さいクーラーボックス、などがあります。子供は輪投げを楽しみ、親は商品を楽しみにして、盛り上がっています。
マグロの解体ショー
マグロの解体ショーが4号館で行われています。
マグロのサクや握り寿司の販売も行われているので、解体したてのマグロを食べてみてください。解体ショーの横には、テーブルとイスがあるので、購入後すぐに食べることができます。
ただし、12時前後はかなり込み合うので、解体ショーの前に席を確保してからマグロを購入することをおすすめします。
大抽選会
500円で「抽選券つきの手堤袋」が購入できます。この券をもって4号館に行くと、大抽選会に参加することができます。テレビや掃除機、大型クーラーボックスなどが当たります。
釣り竿やリールも当たるのですが、当たって選んでいる人を見ると「リールはダイワのクレスト」だったので、大型クーラーボックスの方がかなりお得だと思いました。
運試しに行うのはいいかもしれませんが、夢中になれるほどの商品は無いですね。
ちなみに、抽選券が無くなった場合は、200円で手堤袋のみ販売しています。記念に買う人もいますね。
釣り具の即売会
「フィッシングエイト」と「アングラーズグループ」が出店しています。こちらでは、特売品の釣り具がおかれています。終日かなりの人が特売品を探しにきています。欲しかった商品が安い場合は購入したいところですが、特に無い場合は無理に買う必要もないですね。
今回は「ビッグバッカー」が1000円、「19ストラディック」が15000円代など、魅力的な商品がありましたが、私は「エギ王Kの軍艦グリーン(3号)」を1100円ほどで購入しました。欲しかった3号だったので、即買いです。
体験は人気!朝一番の受付必須!
フィッシングショー大阪では、色々な体験ができるのも魅力の一つです。中でも人気なのが「体験マス釣り」「釣り教室」「魚拓体験」です。
この3つは朝一番に4号館に行って受付をする必要があります。その時に、体験時間も選べるので、一日の予定の中で決めましょう。
「体験マス釣り」は、一番人気と言っても過言ではありません。釣ったマスを持ち帰ることができ、クーラーバックもついているので、手ぶらでいっても大丈夫です。釣って楽しいので、家族で行っても楽しめまくります。
「釣り教室」は、体験マス釣りと人気を奪い合うくらいの人気の体験です。仕掛けの作り方や、釣り方の講座もついて、しかも、仕掛けも持ち帰ることができるので、帰りに南港の海で釣ることも可能です。
「魚拓体験」は、上の2つに比べると、人気は劣りますが、すぐに体験が埋まってしまいます。魚の鱗やひれもきれいにとれる方法をていねいに教えていただけるので、一度もの魚拓をとったことがない方は参加してみると面白いと思います。
試供品のプレゼントもある!
フィッシングショーでは新作商品の試供品や今ある商品のお試し品もいただけるブースがあります。事前に各メーカーのSNSやHPで公表していることもあるので、調べていくと、使ってみたい商品のサンプルをゲットすることができます。
数に限りがある物も多く、人気なものは9時開演で10分くらいでなくなってしまうものもあるので、お目当ての商品がある場合は、早目にブースがある館に並んでおくことを強くおすすめします。
ちなみに今回私がお目当てにしていたの、「SHIMANOさんのPEライン」ハードブルです!
こちらは今までのPEラインとはまた違った物になっているので、使ってみたいと思い、8時15分くらいから並びました。また使ったインプレは後日紹介します。
ちなみに、シマノさんのハードブルとよつあみさんのXBRAIDブースのバケツは人気で即なくなっていました。
そして、もう一つ気になっていた「ラインシステムさん」のエステルラインは、実際にPEラインとの比較も手で引っ張って行い、試供品もいただいたので、実際に使ってみたいと思います。今までPEラインメインだったので、気になっていたエステルラインをサンプルでいただけるなんて、また釣りの幅が広がってしまいます。
まとめ
「フィッシングショーOSAKA」は日本で一番の釣りの祭典と言っても過言ではないものになっています。そんなフィッシングショー大阪ですが、楽しむためには、どんな物があって、どんなことができるのか、また、家族でどこを回ろうか、ある程度計画を立てていくことで、120%楽しむことができます。
ぜひ記事を参考に、来年のフィッシングショー大阪は楽しみまくってください。
どんな楽しみ方があるのか知りたい方は下の記事も参考にしてみてください。色々な楽しみ方を紹介しています。