少しずつ青物の気配が出てきた「貝塚人工島」に今回は調査に行ってきました。
フィッシュイーターが好む、カタクチイワシなどのベイトが沸いてきたタイミングで釣果情報も少しずつ出てきました。実際に「行って、釣って、目で見て」得た情報をお届けします。日によって、ナブラやイワシボール(イワシの群れの塊)が出るか出ないかの違いはありますが、青物は回ってきています。
釣果情報とともに、隣の方と差が出た釣り方もお伝えします。参考にしてください。
釣行基本情報
釣行日時:2024年8月25日(日)5時~9時
場所:貝塚人工島 沖向きテトラ 南側
釣果:ツバス ダツ多数 サバ多数
人口:6割くらい埋まっている(テトラ側) プール側は満員御礼
天気:曇り時々晴れ
風:東南東0.9m(~7時) 南南東0.8m (~9時)
潮:小潮1日目
水温:28.4度
無風状態から徐々に風が出てきて、左から右へ吹く弱い風から途中で反対向きに変わるも、釣りに影響するような風ではなかったです。潮は左へと動いていたので、私的には釣りやすい状況でした。くもりがメイン快適に釣りができ、釣り座もほどよく空いていたので、釣りがしやすい日でした。朝マズメ後は、人がどんどん帰って行って、気づけば近くに人はいない状況でした。
釣果情報
ツバスの小~ハマチの中型サイズくらいまでが回っている状況でした。私が釣ったツバス、近くの人が釣ったハマチ、追いかけてくるツバス、ハマチなど、目で見て確認できました。
5時:釣りスタート。
10gジグで始めると、すぐに小サバヒット。
5時20分:40gジグに変更。小サバばかりかかるので…
5時30分:初アタリ。竿をグイっと持っていくが、乗せきれず。
5時45分:周りでツバス、が上がりだす。
6時:アタリ。ゴンっ!というあたりで一度はフッキングするも、すぐにばれる。
6時20分:10gジグに戻す。
6時30分:ダツヒット。
6時45分:ダツヒット。
6時50分:ツバスゲット。(リリース)
20cmちょいの細いツバスのためリリース。
7時:周りの人が帰りだす。
7時20分:ツバスゲット。
30cmオーバーで体高も良いので持ち帰り。
7時40分:ツバス?ヒット。(ばらし)
リーダーが抜ける失態。朝に慌てて適当に結んだつけが回ってきた。
7時50分:10gジグが無くなり、40gジグに変更。
8時10分:ジグを追いかけてくる、ツバス、ハマチの群れが現る。アタックするも、浅い。
8時30分:またもジグを追いかけてくる、ツバス、ハマチの群れ。見切られる。
9時:釣り終了。
今回の釣行では、周りを含めて20cm~50cmまでのツバス、ハマチが釣れていました。ナブラやボイル、イワシボールなどはありませんでしたが、時々海面がパシャパシャと騒がしい状況になっていました。定期的に青物は回遊しているので、狙い方さえミスしなければ釣れるといった感じでした。詳しく下に解説します。
周りと差が出た釣り方!~ワンポイントアドバイス~
この時期の青物の狙い方を知ることは大切です。そして、周りで釣れている人のルアーや釣り方のマネをするというのは釣果アップに欠かせない方法です。
小さいジグでベイトに合わせる!
前回の和歌山マリーナシティのツバスの時のように「10gジグ」のヒット率がとても高かったです。ベイトのサイズに合わせたり、釣れている青物のサイズを見て、これくらいのジグなら食うだろうと予想したりと、色々な方法があります。
今の時期の青物は、メインが小型で中型も混じるかも、といった感じなので、そのサイズに合わせたジグを用意すると釣果アップにつながります。10g前後のジグやTG(タングステン)の小型のジグを使うと、ヒット率が格段に上がります。
自分の好きな誘い方にこだわらない!
今回周りを見ていて気付いたのは、「自分の好きなしゃくり方」をずっと続けているということです。私も一度釣れたらその方法をずっと使ってしまいますが、それは禁物です。
40g前後のジグを遠投して、底まで落として、ワンピッチジャークで誘う。たまに食わせの間を入れる。
このような釣り方で青物が食う時はいいんですが、食わない時は、色々誘い方を変えましょう。青物が回遊していて、周りで釣れているならなおさらです。釣果アップのために、誘い方のマネをしたり、普段しないジャークを入れてみるといいですね。
「早巻き+アクション」と「フワフワさせる」
今回特にヒット率が高かったのは「早巻き+アクション」と「フワフワさせる」です。
早巻き+アクションで5~6回しゃくって止めて、1~2回しゃくるを繰り返したり、回数に変化をつけたりすることで、青物はスレなかったのかと思います。さらに、朝マズメ以外のアタリは中層~表層だったので、その付近を狙って、ジグをフワフワさせて誘うのも良かったです。
誘い方+どの層を狙うのかも青物の釣果アップにつながりますね。
まとめ
今回の「貝塚人工島」の青物調査でわかったことは、「自分の釣り方にこだわらない」ことです。ついつい私もやってしまうのですが、「前回釣れた釣り方やルアーを使う」ことです。これは有効な時もありますが、その日、その時に合わせた釣り方、狙い方をする方が断然釣果は上がります。
その時釣れているルアーのカラーやサイズ、釣り方、狙う層をマネしたり、予想したりして釣るのも楽しいですよ。やっぱり釣れると嬉しいですからね。
台風の影響で今後大阪湾の状況は変わってくるかもしれませんが、その日、その時に合わせた釣り方を心がけて青物の釣果アップにつなげてください。今後の青物のサイズアップに期待ですね。