青物祭り継続中の「貝塚人工島」ですが、太刀魚の釣果もチラホラ出だしてきました。
夕マズメは安定してタチウオが釣れていますが、本格的に太刀魚シーズンに入ると、夕方から朝方までどの時間帯でも狙えるようになります。
今回は、夜中の調査です。結論から伝えると、「ほぼシーズン開幕」と言える内容でした。太刀魚と青物場を詳しく解説していきます。
釣行基本情報
釣行日時:2024年10月05日(土)3時15分~5時30分
場所:貝塚人工島 テトラ南側
釣果:太刀魚2匹 ポロリ1匹
仕掛け:テンヤ (ウキ・ワインドでも釣果あり)
人口:多い
天気:くもり
風:東北東1.5m
潮:中潮1日目 (2時下げ止まりからの上げ潮の時間帯)
水温:26度
少し肌寒くなりました。水温はまだ高いながらも徐々に下がってきて良い感じになってきています。人は多いながらも、朝マズメ狙いのショアジギングの人がほとんどなので、夕マズメ以降は釣り場の空きもかなり多いです。朝の4時にはほぼ満員になっています。
釣果情報
夜中の太刀魚狙いと、朝マズメの青物狙いの情報をお届けします。
太刀魚~テンヤ~
3時15分:釣り開始。テンヤ(ドジョウ)。
到着して準備をしていると左右の方が太刀魚を釣り上げた。
3時40分:1匹目ゲット。
和歌山の渋い小さなアタリに慣れていたので久しぶりの「大きなアタリ」に合わせず、かかりが甘かったので抜き上げた後でテトラに「ポロリ」してしまった。
4時30分:周りのウキ釣りに太刀魚がヒット。(複数人)
4時40分:中層から表層にかけて狙うも反応なし。
4時50分:太刀魚ゲット。指3本サイズ。
表層からのフォール後、中速度のただ巻き5回でひったくるアタリ。合わせて乗る。
5時:中層から表層に反応が無くなったので、中層から底にかけて狙う。
5時10分:太刀魚ゲット。指2.5本サイズ。
中層からのフォールで「ゴンっ!」と太刀魚らしいアタリに即合わせでゲット。
5時30分:終了。
久しぶりの太刀魚らしい激しいアタリに、思わず驚きと喜びで声が出てしまいました。1匹目は合わせなかったので、残念なポロリ。2匹目の太刀魚は、バケツに入れていたら脱走しました。なので、持ち帰りは最後の1匹のみ。夜中に釣れ出すといよいよ本格的なシーズン開幕と言えると思いますが、アタリの数が少なかったので、「ほぼ開幕」と言っておきましょう。
青物~ショアジギング~
5時30分:ショアジギングスタート。
5時40分:小さなアタリ。中層から表層にかけて(正体は不明)。
5時50分:エソゲット。
6時:サゴシばらし。
またエソと思ってゴリ巻きしているとサゴシ。海面から潜っていくときにフックアウト。
8時:終了。
今日は見渡す限り、かなり渋い状況でした。確認できた釣果はツバス2匹のみ。最近継続している青物祭りですが、たまにこんな日があります。エソが釣れて、周りも釣れていなかったので、またエソかと思った自分を後悔しています。6時まで「ジャックアイマキマキ」を使用し、その後は、バイブレーションやノーマルメタルジグなど色々試しましたが、アタリすら無しでした。今後、青物祭りが終了しないことを願います。
ワンポイントアドバイス
今後、貝塚人工島周辺の釣り場へ行かれる方の参考になるような情報を記載していきます。
こんな日でも、朝マズメはチャンス?!
青物祭りが継続中でも、こんな日もあります。そんな中でも、「朝マズメ」のタイミングのみチャンスはありました。そこを物にできるかどうかで釣果が変わります。
周りが釣れていないからといって「座ったり」「休憩したり」していませんか?周りが釣れていなくても、投げ続けて、周りと違ったアプローチをすることで釣果アップにつながります。今回は、周りの方とは違うメタルジグを選び、誘い方も縦の動きからフォールを長くして、横に誘うといった方法など、釣れない時こそ、色々試して釣る喜びも味わえます。
秋のシーズンに入った今、朝マズメはいつでもチャンスです!休憩せずに色々な方法で探りましょう。!
ねばるor夕マズメ狙い!
こんな日に粘るのはあまりおすすめできませんが、ベイトはウジャウジャいたので、粘るのも可能性はあります。しかし、経験上あまり良かった試しがありません。群れが小さいのか、入ってきていない可能性があるので、そんな時は思い切って「夕マズメ狙い」に変更するのをおすすめします。
今日は14時下げ止まりからの上げ潮なので、昼から夕マズメまで十分にチャンスがあります。貝塚人工島の昼間も釣果は出ているので、夕マズメ狙いで昼からなんてパターンも頭に入れて置くと、釣果アップにつながります。昨年も朝マズメに行けない時に、昼間に行くとナブラが出ていたり、青物の時合いがあったりと、何かとすごい釣り場です。
今後の予想~青物祭りは継続する~
青物祭りは継続する!理由は「ベイトの数」と「群れの変化」です。
本日もベイトの数はすごかったです。イワシの群れはもちろん、アジも沸きに沸いていました。2日間の大雨の影響が今日に出ていたと考えると、また明日から青物祭りは継続すると思います。
群れの変化については、青物祭りが始まった頃は、「ツバスがメイン」でしたが、徐々に「ツバス・ハマチ」になり、「サゴシの群れが入って」きました。さらに、サワラもコンスタントに釣果が出ていたので、ベイトを追いかけて色々な群れが入ってきています。まだまだベイトはいるので、群れも変化しながら青物祭りが継続しそうです。
まとめ
青物祭り継続中の大阪・貝塚人工島ですが、太刀魚の釣果も安定してきました。
夕マズメだけだった太刀魚も夜中にも釣れるようになり、いよいよほぼ開幕といった感じです。後は大きな群れが入ってアタリが増えれば、誰でも数釣りが楽しめるようになります。いつ入ってきてもおかしくないですね。
青物は、ベイトが抜けるかでの間、まだまだ釣れ続きそうなので、夜中の太刀魚狙いからの青物狙いが楽しめる季節になりそうです。
今後も貝塚人工島から目が離せません。ぜひ今回の内容を参考に太刀魚も青物も釣ってください。