今年は太刀魚の当たり年と言われるくらい、各地で太刀魚の釣果が出ています。関西では、和歌山県で8月から9月現在までタチウオが爆釣し続けています。
太刀魚釣りは、夕マズメから夜中を経由し朝マズメまでが狙える時間帯でしたが、溢れ返った太刀魚は昼間にも釣れているという情報を入手したので、いってきました。
今回は、青物を狙いつつ昼間にもタチウオが釣れるのか調査してきました。
2021年9月~釣行の基本情報~
釣行日:2021年9月11日(土)
時間:3時~15時
場所:和歌山県、海南市「塩津漁港」
人口密度:3時~7時 激混み
7時30分~少ない 自由に移動可能
天気:3時~7時 曇り
7時~7時30分 雨
7時30分~曇り→晴れ
風:無風ときどき弱風 風は時間により向きが変わる
太刀魚:夜中から朝まで釣れ続ける(爆釣)
(私は3時~11時まで、先行者の情報では、前日の夕マズメから釣れ続いている)
青物:午前、午後にシオとハマチがあがるも全体的に渋い状況
アオリイカ:釣果は確認できず
釣果~太刀魚~シオとハマチも釣れている
太刀魚が爆釣している和歌山県は今も健在です。釣行を時間帯別に伝えていきます。
3時:沖向きが空いていなく、内向きでウキ釣りを開始。
10分に一回くらいのペースでアタリはあるものなかなか乗らず、ようやく一匹ゲット。
サイズが指1.5本なので、即リリース。
4時:ウキ釣りにて、指3本サイズを2本追加。
4時30分:沖向きに空きが出来たので移動
ジグで指2.5~3本サイズを2本追加。
ワインドでさらに2本追加。
6時30分:予報とは違って雨風が強くなりだし、釣りどころではなくなり車で待機。
ほとんどの釣り人が車に待機していた。
7時30分:釣り再開。
内向きでアオリイカを発見し、エギングをするも撃沈。
8時:沖向き堤防とテトラをメインにショアジギングスタート。
太刀魚が釣れ続ける。
アタリは多く、乗らないものも多数あるが、ほとんどが太刀魚のアタリ。
現在の太刀魚はとてもアグレッシブで、アタリも「ゴツンっ!」と大きく、時折引いてくるの
で、小型の青物と勘違いしてしまうほど。
10時:沖向き、2つ隣の人にハマチがヒット。
11時30分:ここまで太刀魚が釣れ続けていました。結果20本以上釣れましたが、細い物はリリ
ースし、指3本を目安に、かかりの悪い物のみ持ち帰り。
12時:近くの人にツバスヒット。その後、私はエソをゲット。40センチありました。
13時:近くの人が2名、シオをヒット。
15時:周りでツバスやハマチ、シオが釣れていたので、何度も投げていましたが、私のその後は
エソのみで終了。
太刀魚と青物のヒットパターンを解説
昼間でも釣れる太刀魚の調査ということで行ってきましたが、初めは曇っていたので釣れていたのかと思っていました。しかし、太陽が出てきてもどの層でも釣れたので、昼間の太刀魚釣りは健在していました。
太刀魚
漁港内はワインドやテンヤには不向きなところが多いのでウキ釣りを行いましたが、しっかりと釣果がでました。
沖向きでは、暗い時間帯は投げて着水後にすぐにアタリがあるくらい、表層付近に太刀魚が多数いました。足元付近にも目に見えるくらいいたので、投げれば釣れる状態でした。
明るくなってからは、表層付近でもあたるものの、底から中層付近を狙うとコンスタントにアタリがありました。
ワインド、テンヤ、ジグ、何でも食ってくるくらいアグレッシブな太刀魚たちでした。
青物~ハマチ・ツバス・シオ~
太刀魚の層を外して狙おうと思っても数が多く、青物よりもタチウオが先にあってしまいます。
タチウオが釣れている中、ハマチやツバスを釣っていた方は、ていねいに底を狙っていました。
それをヒントに、私も底を狙いましたが、エソしか釣れませんでした。
その後、周りではシオもあがりだしましたが、私は変わらずエソのみです。
青物を狙う場合は、底をしっかりとって、中層までしゃくらずに底をていねいに狙い続けることが釣果につながります。
周りの状況とワンポイントアドバイス
周りでもタチウオが爆釣していました。
ウキ釣りでも釣果はでていましたが、やはり手返しの良いワインドやジグが数を釣っていました。
また、タッチポンなどのエサの装着がスムーズなテンヤも良かったです。
浅場よりも水深があるポイントでアタリが多かったので、釣り場を選ぶポイントは水深があるところになりますね。
まとめ
現在の和歌山県の状況は太刀魚の爆釣が続いています。
溢れ返ったタチウオは昼にも捕食しようと接岸してくるので、昼間でもコンスタントに釣れます。
太刀魚釣りの合間に青物が釣れたり、タチウオの層をはずして青物を狙ったりと、不思議な時期になっていますが、アタリが多く楽しめるシーズンに入っています。
今しかできない昼タチウオと青物狙いでショアジギングを楽しんでみてください。