DAIWAからジグキャスター2021年、最新モデルが登場しました。
60g前後のメタルジグをメインに、MAX65gまでのプラグ、MAX80gまでのメタルジグに対応した初心者や女性でも扱いやすい「DAIWAジグキャスター」の最新作をさっそく使ってみたので、レビューしていきます。
スペック的にも前作より良くなっているので、そこも比較しつつ、実際に使ってみてわかったところもお届けします。
ショアジギングを始めようと思うけど…
どのロッドを選べばいいのか…
高すぎるのはちょっと…
最新モデルで、ショアジギングロッドの中でも値段が手ごろなロッドがあります。
DAIWAのジグキャスターです。
初めての方でも扱いやすく、エントリーモデルとしても人気です。
実際に使ってみたので、レビューをお届けします。
DAIWAジグキャスターの基本スペック
全長:2.9m
本数:2本
重さ:230g
ルアー:15~65g
メタルジグ:20~80g
PEライン:1.5~3号
リール:4000番~6000番がおすすめ
前作よりも10g軽いところが最大の特徴です。この10gの差が何度もジグを投げたおすショアジギングでは、大きな差になってきます。
前作との比較~良い点は2つ~
前作と比較するとジグキャスターの良い点が見えてきます。
大きく分けると2つになるので、ご紹介していきます。
自重(重さ)が軽量化
性能は前作同様かそれ以上になっているにもかかわらず、10g前後の軽量化に成功しているところがなんといっても良いところになります。
釣具で10g軽量化するにはどれだけの苦労があるか…
その苦労分を値段に上乗せしていないことも魅力の一つですね。
トップガイドにSICリングを採用
ロッドのトップ(先端)にあるガイドは一番負担がかかる場所です。
そこにSICリングを搭載することで、ラインへの負担を減らし、かかった魚をラインブレイクで逃すことなくキャッチできるようになっています。
前作同様に十分な肉厚を持ったロッドなので、タモを忘れた時にも引き抜くことができます。
十分な肉厚と、SICリングで引き抜きも安心して行えます。
使ってわかったこと
新作が出るということは、人気と信頼の証です。
スペックを比較しても前作より良くなっているのはわかりますが、やっぱり使ってみてわかったことの方が参考になりますよね?
それでは、レビューしていきます。
体にフィットするのは?ロッドエンドの効果?
握りやすいグリップは、今作も健在していましたが、注目したのはロッドエンド(ロッドの一番後ろ)です。
ここは、ショアジギングで脇にはさんでジグに動きを出す作業のサポートをしてくれる部分です。
ここが体にフィットすることで、手だけでなく体全体でジグにアクションを付けるので、腕が疲れにくくなっています。
今回、投げてみてわかった最大のポイントはここです。
女性でも扱いやすいは本当?
2021年モデルのDAIWAジグキャスターは女性でも扱いやすい用に、軽量化が行われています。
前作より約10g軽量化されている「2021年モデルのジグキャスター」は扱いやすさもアップしています。
重たいルアーを遠くまで投げやすく、体にフィットして操作がしやすいです。
実際に投げてみると、前作と大きな違いはわかりませんでしたが、投げる回数が多くなるにつれて体への負担が減っているのが実感できました。
ショアジギングは、重たいメタルジグを何回も何回も投げて巻いてを繰り返すので、ちょっとしたロッドの重さや扱いやすさが体に響いてきます。
小学生の娘に使ってもらった結果…
実際に、女性や子供でも扱いやすいのか検証するために、私の娘にも投げてもらいました。
私の娘(小学5年生、身長157cm、体重38キロ、スポーツ経験なし)でも余裕で扱えるロッドです。
昨年に前作を使った時は、30分くらいで疲れたといって休憩していましたが、今回のロッドでは、1時間以上投げては巻いてを繰り返していました。
半年の時間の経過で成長もあるかと思いますが、約2倍以上の時間投げ続けられたことは、ロッドの進化を物語っていると思います。
これ以上長いロッドは女性には扱いが大変になります。
釣果は「サゴシ」&「ブリ」
実際に釣果も出たのでその時の様子とロッドの感触もお届けします。
さっそくサゴシGET!
2021年2月の中旬に届いて、すぐに初釣行にいきました。
朝マズメを狙って、ロッドの感触も確かめながら投げていた数投目に「ゴンッ!?」とアタリがあり、合わせてフッキング成功。
その正体は、写真のサゴシ(58cm)でした。
操作がしやすかったので、フッキングもスムーズだったように感じます。
その後も、投げ続けましたが疲れがたまることなく楽しめました。
ブリも追加!
ツバスやハマチサイズも釣りましたが、ロッドのスペックからすると少し物足りないように感じます。実際に釣った際にも、竿もそれほど曲がらなかったです。
メジロクラスになると、引きと魚との駆け引きを楽しめました。
ブリになると、竿がすごい曲がりました。こんなに曲がったのは、サメ以来でしたが、それでもパワー負けすることなく戦えたので、「ジグキャスター96MH・N」は使い易くて、ブリまで対応可能ということがわかりました。
【大阪湾ショアジギングでブリが釣れた!】貝塚人工島~最新釣果2021年12月29日~
まとめ
DAIWAの2021年モデル「ジグキャスター96MH・N」はスペック的にも前作を上回っていますが、実際に使ってみてもわかるレベルで良くなっています。
男性でも女性でも扱いやすいモデルになっています。
女性や子供でも体感できるくらいの扱いやすさで、体への負担が減っているのがわかりました。
ショアジギングを始めようと思っている方は、エントリー(入門)モデルとして、1本持っておいても損はないロッドです。
男性でサブロッドや飛距離をメインに考えておられる方は、ジグキャスターの100MHや100Hでも良いですね。
扱いやすさでは、圧倒的に96MH・Nですので、ぜひ使ってみてください。
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