エギングで一番大切と言われる着底の取り方(底取り)ですが、私が長年愛用している方法をご紹介します。
これを覚えると、「昼、夜、強風」でも簡単に底を取ることができます。
ぜひ試してみてください。
エギングで底をとるのが大事とわかっていても
着底したかどうかがわからないんです…
簡単に着底を把握する方法を解説していきます。
これを覚えたらいつでも底を取ることができ、広範囲のイカにエギをアピールできるので釣果アップにつながります。
エギングの基本~着底確認を解説~
エギングの着底を確認する方法は色々とありますが、よく使われる方法として「ラインを見る」「ラインを送る」「カウントをとる」の3つの方法が挙げられます。
これらの方法は、風の無い日や慣れた場所、昼間に行うなどの条件が必要になってきます。
エギング底取りの基本
1.エギを投げる
2.ラインを張る(テンションをかける)
3.着底の合図(張ったラインがたるむ)を待つ
以上の流れで着底を確認できます。
昼間や風の無い日はこれで底を取ることができるのですが、夜や強風の日にはしっかりと底が取れず、ライントラブルや近くの方とお祭りになることがあります。
そこで役立つ万能な底を取る方法を紹介していきます。
万能な底を取る方法はこれで決まり
必ず覚えておくことは「ラインを送る」方法です。風向きに合わせてラインを送れば、100%どこでも底をとることができます。
ラインを送る方法~これが最強~
この4つの動作で確実に底を取ることができます。
これは、昼でも夜でも使えるので、ぜひ覚えてください。
さらに、これに加えて風を読むことができれば強風の日でもエギングが行えるます。
ラインを真っ直ぐに張る~風を読む~
ラインを真っ直ぐに張るには、風を読む必要があります。
風がどこからどこへ吹いているのかを把握すれば、風を背中から受けられる位置を特定してその方向へと投げればラインが風の抵抗を受けずに真っ直ぐに張ることができます。
風を読むのが苦手な人は、一回投げてみてラインが流される方向に風が吹いていると思えばOKです。
ラインが流される場合は、「流される方向へ投げる」「風下に移動する」このどちらかを行えばラインを真っ直ぐに張ることができます。
2つを合わせた最強方法
昼、夜、強風に合わせた底の取り方
風向きを読んで、ラインを送る方法でどこでも底を取ることができますが、昼や夜に合わせた方法もご紹介します。
朝や昼
朝や昼は明かりがあるのでラインを直接目でみることができます。
エギを投げた後、ラインを張った状態を保ちます。
ラインがたるむと着底の合図なので、ラインから目を離さず見ておきましょう。
夜
慣れたポイント(釣り場)では、朝や昼に着底までのカウントを数えておくことで、夜もそのカウントに合わせて着底を取ることができます。
初めてのポイントでは、「ラインを送る方法」を使うことで、ラインが出なくなると同時に着底の合図だとわかります。
強風
一番やっかいなので、強風の日です。
素直にエギングを中止することも検討してください。
どうしてもエギングがしたい人は、「ラインを送る方法」と「風下をとる」ことに集中してください。
これがうまくいけば、確実に底をとることができます。
エギングNG~風をどうする?~解決法
エギングに向いていな天候や状況を紹介していきます。
この状態でも底を取り、イカにアピールできるようになれば大したものです。
風でラインが流される
その日の風向きによって、狙いたいポイントに投げ込むとどうしても左右からの風でラインが流されてしまうことがあります。
その場合は、風を読んでラインが真っ直ぐに張れる場所に投げましょう。
狙いたいポイントがある場合は、投げる方向を変えるのではなく、自分が移動してラインが真っ直ぐ張れるようにしましょう。
そうすることで、エギの操作性があがり、狙ったアピールができたり、狙う棚を自由に変えたりすることができるので、釣果アップにつながります。
暴風の日
風が強すぎる日は、エギングを中止することをおすすめしますが、どうしてもエギングに出かける時は、風を背中から受けられる場所を探しましょう。
そうすることで、エギの飛距離が伸びるとともに、ラインを真っ直ぐに保つことができるので、操作性を確保しつつ、アタリを取ることもできます。
まとめ
エギングで一番大切なのは、底を取る作業です。
着底がわかれば、底から表層までどのレンジでも狙うことができるので、広範囲のイカにアピールすることができます。
どんな日、天候でも諦めずに試していくことで、慣れれば簡単に着底がわかるようになるので、ぜひ「ラインを送る」と「風を読む」ことを忘れずにエギングにチャレンジしてみてください。
暴風の日は、正直底を取るのは至難の業になります。
暴風の日はエギングは中止するか、背中から風を受ける場所を選ぶようにしましょう。