皆さんも一度は考えたことありませんか?
有名メーカーのバーベキューコンロと激安品のどちらを買おうか。
この疑問に答えるべく、今回はどちらも使った検証結果をお伝えします。
どちらも使用したからわかる、ちがいを「組み立て・炭の出し入れ・火力調整」の3つを比較して、選びやすいように解説していきます。
バーベキューは一年中楽しめるので、ぜひ参考にしてみてください。
スペックと値段で比較
値段 | サイズ | 重量 | 材質 | 付属品 | |
コールマン クールスパイダープロ(L) | 9800円 | 幅80×奥行40×高さ52 | 6キロ | ステンレス | 網2枚、鉄板 |
グリーンライフ CBN650 | 2980円 | 幅83.5×奥行47×高さ67 | 5キロ | スチール | 網2枚、鉄板 |
大きな違いは、2つあります。
1つは、材質のステンレスとスチールの違いです。
これは、サビにくさと変形に関わってきます。ステンレスの方が断然耐久性が高いです。
2つ目の値段については、使いやすさに関わってくる部分なので、2つの特徴と「組み立て・炭
の出し入れ・火力調整」について比較していきます。
コールマン クールスパイダープロ(L) 詳細
特徴 ~機能性に優れたオールステンレスコンロ(グリル)~
オールステンレスボディでサビに強く、変形や破損も防いでくれる耐久性が高くなっています。
メッシュボディーで通気性が良く、燃焼効率が高くなっています。
どういうことかというと、風が自然に送り込まれるので、火力を維持しやすいといういことです。
4段階で調整できる高さや、引き出し式のロストルで炭の継ぎ足しが簡単です。
では、「組み立て・炭の出し入れ・火力調整」について詳しくみていきます。
組み立て
組み立てはとても簡単です。
1.本体に引き出し式ロストルを装着
2.足を本体に装着
3.網をセットする
これだけなので、とても簡単に設営できます。
足は半分に取り外すことができるので、高さの調整もできます。
足部分は、ねじって入れるだけで簡単に着脱できるので、子供もお手伝いできます。
組み立て
1.ねじって入れるだけの簡単組み立てで、手も汚れない
2.シーンに合わせた高さ調整も可能
炭の出し入れ
引き出し式ロストルを手前に引き出し、炭を補充できます。
引き出しすぎて、手前に落ちてしまうことがないように、ストッパーもついているので安心です。
少し斜めにすると取り出せるので、炭を捨てたい時はそのまま運んで捨てられます。
手を汚さず、網を持ちあげなくても、炭の補充ができるのはファミリーに助かる要素です。
火力調整
両サイドについている赤色のレバーを上げ下げするだけで、簡単に4段階調節できます。
お肉や野菜、魚介類などの焼すぎ防止が楽々できます。
さらに、炭の量が減ってきた時のマシュマロ焼きにも最適です。
グリーンライフ CBN650 詳細
特徴 ~スチールで頑丈、安さが魅力、バーベキューテクニックを見せられる?~
魅力は、2980円という値段です。
ファミリー、友達グループに対応してくれる大きさのバーベキューコンロで、この値段を実現してくれるのは、中々ありません。
スチール製(鉄)は、頑丈にできています。
ただし、サビに弱く変形する確率も高いので、手入れが必要になってきます。
焼き加減の調整などは自分で行うので、バーベキュー慣れしているテクニックを披露できます。
組み立て
組み立て方法は簡単です。
1.本体に炭置台を入れる。
2.足を蝶ボルトと蝶ナットで固定する。
3.網を乗せる。
これだけ見ると簡単そうに見える組み立てですが、意外な落とし穴が?!
蝶ボルトと蝶ナットが大変?!
足と蝶ボルトと蝶ナットです。
取り付けた後は、このような感じです。
この写真から気づいたことはありませんか??
蝶ナット部分が炭入れの中に入っています。
バーベキューの後に片付けようと思うと、この部分が焼けてベトベトになっています。
蝶ナットと蝶ボルトは固定には優れていますが、汚れるのが難点ですね。
また、足の向きを間違えてつけてしまうと安定が悪くなるので、外向きになるように取り付けましょう。反対に取り付けて、付け替えるのは結構な労力になります。
組み立て時の注意点は2つ
1.蝶ボルト、蝶ナットの取り外しに注意
2.組み立て時に足の向きを外にする(安定のため)
炭の出し入れ
本体に網や鉄板を乗せると、炭を出し入れするところがありません。
両サイドの穴から炭を出し入れしようとすると、転倒する危険があるのでやめましょう。
網や鉄板を一度持ち上げて炭を足していくことになります。
炭の処理は、中の炭置台だけを取り出して行うことはほぼ不可能なので、本体ごと運ぶ必要があります。
バーベキュー後は熱を持っているので、少し待ってから運ぶようにしましょう。
スチール製のコンロなので、熱い状態の時に水をかけるのはやめましょう。
バーベキューコンロ本体や炭置台が変形してしまいます。
火力調整
網の高さ調節はないので、火力の調整は炭の量になってきます。
慣れてくるまでは、網の半分を焼き場にして、残り半分を肉の逃げ場にしてあげると、焦げすぎることなくバーベキューを楽しめます。
最初に入れる炭の量がポイントになってくるので、本体の半分くらいを目安に入れましょう。
有名メーカーはなぜ高い?
2つを比べて、有名メーカーの品が高い理由がわかりましたか?
値段が高いのには、それなりの理由があります。
使用する「人、場所、目的」に応じた利便性を考え、試行錯誤して作成しているので、開発費がかかります。
さらには、メーカー独自の技術により、他では作れないそのメーカーならではの味を出しています。
素晴らしい商品には、それなりの価値があり、値段も高くなっているという理由です。
どちらを選ぶかは、ここがポイント!
「コールマン」と「グリーンライフ」の商品を比べてみましたが、どちらも良い所があり、選ぶのに迷うと思います。
そこでポイントをお伝えします。
コールマン クールスパイダープロ(L)が向いている人
1.準備・片付けを簡単にして、楽しい時間を増やしたい。
2.良い物を買って長く使いたい。
3.小まめな手入れをしたくない
この3点に当てはまっている人は、「コールマン クールスパイダープロ」がおすすめです。
この商品は、かゆいところに手が届きまくる商品ですので、楽に組み立てて、さっさとバーベキューを家族や友人と楽しみたい人におすすめです。
グリーンライフ CBN650が向いている人
1.準備や片付けもバーベキューの一つと考える
2.少しでも安く済ませて、手入れで長持ちさせたい
3.準備や片付けを子供と一緒に行い、アウトドアに関心を持たせたい
この3点にあてはまっている人は、「グリーンライフ CBN650」がおすすめです。
準備や片付けも親子で楽しみつつ行うのも、アウトドアならではの楽しみ方の一つなので、そういった方針の人にはおすすめです。
さらに、安いからといって、すぐに壊れるような物ではないので、手入れをしっかりして長持ちさせたい人にもおすすめです。
まとめ
どうでしたか?有名メーカーと激安品のちがいがわかってきましたか?
世の中にある高い商品には理由があります。
今回紹介した、「コールマンのクールスパイダープロ」と「グリーンライフのCBN650」の大きな違いは、「値段と使いやすさ」です。
「コールマン クールスパイダープロ(L)」は痒いところに手が届く商品で、色々なサイトで人気上位に入っています。
これを選べば間違いない商品になっています。
色々なシーンで大活躍してくれます。
「グリーンライフ CBN650」は、蝶ナットと蝶ボルト周辺のお手入れに時間がかかるものの、ファミリーや友人と楽しめるバーべーキューコンロです。
どちらも使ってみたからわかる、違いを比較しながら選び方を紹介しました。
皆さんはどちらを選びますか?