かいわれ大根と同様に、とても簡単にできます。そして栄養価が高い。良いこと尽くしです。
そんな、ブロッコリースプラウトを失敗しないで育てる方法を紹介します。
揃える物
1.容器
容器のおすすめは、ザル付きの物です。素早く、簡単に新鮮な水に替えられるので便利です。
そのため、異臭がしたり、カビが生えたりすることなく育てることができます。
100均で買えます。今回は、このザル付き容器で解説していきます。
2.ブロッコリースプラウトの種
時期にもよりますが、100均でも売っています。インターネットで注文するのもおすすめです。インターネットのおすすめサイトは「中原採種場」です。色々試しましたが、ここの種の発芽率は安定しています。楽天、ヤフー、アマゾンにも出店しています。
3.水
こだわりがなければ、水道水で十分です。
では実際の育て方を写真付きで見ていきましょう。
スタートから採取まで(1日目~9日目)
1日目
密集栽培などと書かれているため、種をびっしり入れる人がいますが、6~7割程度にしましょう。
種は水分を含んで、膨らみます。密集しすぎると、芽が出る時に邪魔をしてしまい、発芽率の低下につながります。写真くらいの6~7割を目安にしましょう。種が重ならないようにもしましょう。
水は、種が半分くらい浸かるくらいを目安にしましょう。難しい場合は、ザルのぎりぎりくらいまで水を入れて、残りは霧吹きで調節しましょう。霧吹きだと種に直接水がかかるので、少々少なくても問題ありません。種が埋まってしまうくらいの水をあげると、腐ることがあるので注意しましょう。
2日目
うまく水やりができていれば、少し芽がでてきます。芽がでてこないこともあります。焦らずに一日目の水やり方法で、水替えをしましょう。3日目には芽がでてきます。
3日目
発芽した種が増えています。二日目で発芽しなかった種が、どんどん発芽しています。
ここまで発芽してくると、容器の中でブロッコリースプラウトが動かないので、水替えも楽になります。下のザルの水を取り替えるだけです。量はザルに水が届くくらいでOKです。少々多くても良いので、気にしすぎずに水替えをしましょう。
4日目
芽が伸びてきました。順調に育っています。毎日の水替えを忘れずに。
5日目
しっかり育っています。写真の白いもふもふ?カビ?みたいなのは、「根」です。ブロッコリースプラウトは、空気中に含まれる水分までも吸収しようとすることで、小さいうちは表面に、もふもふした白い物がついています。細かい根ですので、「カビが生えた!」と驚いて捨てないでくださいね。
6日目
よく見ると、ザルの下にしっかりとした根が生えているのが見えます。
後は、水を替えつつ成長するのを待つだけです。
7日目
ここまできたら、もう少し。一日で水がなくなるので、補給を忘れずに。
8日目
8~10cmに成長したところで日光に当てていきます。ブロッコリースプラウトの長さはお好みで。
約1日で緑化いていきます。晴れていない日は2日かかります。
9日目
窓際で日光に当てることで、緑化しました。
美味しくいただきます。
まとめ&水替え写真&注意点
☆1~8日目までは暗いところに保管☆
1日目:水の量に注意し、種の表面も霧吹きで濡らす(毎日水替え)
2日目:水の量に注意し、種の表面も霧吹きで濡らす(毎日水替え)
3日目:芽がある程度出たら、ザルに水が届くくらいでOK(毎日水替え)
4日目:芽がある程度出たら、ザルに水が届くくらいでOK(毎日水替え)
5日目:芽がある程度出たら、ザルに水が届くくらいでOK(毎日水替え)
6日目:芽がある程度出たら、ザルに水が届くくらいでOK(毎日水替え)
7日目:芽がある程度出たら、ザルに水が届くくらいでOK(毎日水替え)
8日目:芽がある程度出たら、ザルに水が届くくらいでOK(毎日水替え)
9日目:日光に当てる。水替えは今まで通り。
10日目:食べられます。
ざっくり書くと、こんな感じです。水の量を気にするくらいで、芽がでれば後はほったらかしです。
もし、異臭がしてきたら、水分量が多すぎたために種が腐った可能性があるので、残念ですが、別の種に替えましょう。
発芽するまでは、水分量を気にしますが、とても簡単に栽培できます。しかも、栄養価が高いので、ぜひ育ててみてください。
最後にザル付き容器の簡単水替えの写真を載せておきます。