【~考え方のコツ~松浦弥太郎】ビジネス書を子育てに役立てる①考える時間から習慣化へ

教育

自宅で過ごす時間が長くなった人で「読書」「筋トレ」「副業」「投資」を始めたという人は多いと思います。今まで行っていたことの時間を増やした人もいると思います。

そこで、今回は「読書」に注目していきます。子育て世代は、読書にあてる時間も限られる中「仕事・将来・趣味」などのために、読書をしている人も少なくないと思います。

限られた時間の中で読書をするなら、自分のためはもちろんですが、家族・子育てのためにも応用できれば一石二鳥ですよね。

みなさんも参考にしてみてください。

内容
1.考える時間をつくる
2.座る感覚を身に付ける

「考え方のコツ」のあらすじ

今回は、子育てにつなげるという目的で、ポイントを押さえてざっくりとしたあらすじを書きます。

30代、40代のために書かれている本書では、仕事の質を高くし、大いに楽しむために、自分なりのフォームをつくっていくための考え方のコツ・方法などが書かれています。

特に印象に残っている内容を二つ、子育てに役立てていこうと思います。

考える時間をつくる

週1回、同じ時間を確保することから始める

まずは考える時間を確保することが大切です。

一日の中で、考える時間を確保できそうな時間帯をあらかじめ見つけましょう。

実際に私の子供は早起きの習慣がついているので、朝の時間が確保できています。その時間を使って色々なことに取り組んだり、読書をしたりしています。

本書では、考える時間を確保し、毎日積み重ねていくことが大切であると書かれていますが、子育てに応用する目的は、考える時間を確保して習慣化することです。

実際に時間を確保し、毎日考えるだけだと子供は退屈してしまいます。毎日何かしらの目的があれば別ですが、ないのであれば習慣化した時間に「宿題、読書、工作、趣味」を行うようにすると良いです。

その時間に、自然と体が動き出すくらいになれば習慣化ができている証拠なので、できるようになるまでは親も付き合いましょう。親が横にいるだけで落ち着く環境ができます。

いきなり毎日行うのは、大変なので、毎週火曜日の7時30分から30分間これを行うなど、週1回から始めると無理なく続けることができます。

お子さんに合わせて、「週2~3回、土日だけ」など工夫してみてください。

30分から始め、時間になったら途中でもやめることが大切です。集中力が切れているのに長時間行うと、次回への意欲が減ります。

座る感覚を身に付ける

座っている時間に楽しいことに取り組む

子供は生まれてからずっと自由に動き回っている生き物です。いきなり座って何時間も学習すると、座っていることが苦痛で仕方なくなります。

そこで、週1回から始めることで、無理なく習慣化へ近づいていきます。

本書では、座って白い紙に向かい、考えたことを書いていくと書かれています。さらに、もう一つ考えを増やし、最終的にその二つを合わせた考えを作り出すとあります。座って白い紙に向かう行為自体を大切にするといったことも書かれています。

【子供に応用する場合】

1.白い紙を渡す

白い紙を渡して応用する場合は、その紙に絵を描いてみることがおすすめです。

その絵をヒントに別の絵を描き、二つを組み合わせた新しい絵を描き上げることで、頭の中のイメージをビジュアル化することができます。

ビジュアル化することで、具体的なイメージをもつことができます。例えば、運動する時に、手と足が一緒にでてしまう子の手と足の出し方を治す方法などにも使えます。

紙に書きだす内容を絵から言葉や文などにかえると、国語力を伸ばすことにもつながっていきます。

2.楽しい時間にする

始めのうちは特に、楽しくできることに取り組んでみてください。

この時間が安心できて、なおかつ楽しいとなると続けていく意欲がわいてきます。

ある程度習慣化ができてきたら、その時間に宿題や読書などに取り組むと、宿題嫌いもなくなります。

目的は座る感覚を身に付けつることです。さらに、発展として考えることも取り入れていきましょう。まずは、楽しいことに取り組みつつ座る感覚を身に付け、考えることにつなげていきましょう。

習慣化の最大のメリットと注意点

習慣化のメリットは「集中力アップ、リラックス効果、バランスのとれた生活」です。

習慣化することで、自分が何かをしたいと思った時に、集中して行動ができます。さらに、苦手なことがあっても、短時間でやり遂げることができます。また、集中とリラックスのバランスが保てるので、心と身体の健康も保てます。メリットだらけです。

注意点

園児の間に長い時間座る習慣がない子は、長い時間座っていることが苦痛です。そんな場合は10分くらいから始めて、徐々に時間を延ばしていきましょう。

時間を忘れるくらい集中している場合も注意が必要です。どこまでも続けさせてあげたい気持ちもわかりますが、もう少ししたいと思えるくらいで終わりにしましょう。またしたいと思えることが、次につながっきますので、決まった時間でやめることをおすすめします。

まとめ
・週1回30分から楽しいことを始める
・毎回、同じ時間を確保する
・習慣化できてきたら、宿題や読書などに変更していく

ビジネス書から得たヒントを基に、考える時間から習慣化へとつなげる子育ての方法を解説しました。ぜひみなさんも試してみてください。

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